南アに来てから、計画停電 Load Shedding は何度となく経験しているが、今回は単発ではなく、どっぷり続いている。しかも、絶対に起こらないだろうと言われていた、ホリデーシーズン開幕1週目からとなっている。

イメージ 1
指定されたゾーンの停電時間となると、信号も止まるので、車線の多い交差点ではちょっと大変。

今まで経験した時は:
2014年3月の停電 : 大雨で火力発電をする為の石炭が濡れてしまった為 (その様子は こちら
2014年6月の停電 : 寒くなって来ていきなりヒーターを皆が使いだした為 (その様子は こちら
2014年11月の停電 : メンテナンス不足の石炭サイロが倒壊した為 (その様子は こちら
2014年11月の停電 : 発電時に必要な水不足の為 (その様子は こちら
2015年2月の停電 : メンテナンス開始 (その様子は こちら こちらこちら
2018年6月の停電 : 電力会社社員の賃上げ要求のストライキの為 (その様子は こちら

これら以前のいずれの停電時も、突発的な要因が多く、それなりの見通しがあったのだが、今回は電力会社の予算が足りずに十分な石炭が購入できないからと粛々と電気がカットされている。。。
一説には、ズマ前大統領と金銭的・政治的癒着があったグプタファミリーが深く電力会社や石炭会社に関わっていた為、彼らが逮捕された後に石炭会社がつぶれるなど、ほころびが出て立ち行かない状態になったと。

イメージ 2
停電はステージ4まであるのだが、11月30日から翌日の土曜を除いた毎日、ステージ2が続いていて、我が家が位置するゾーン9も、毎日のように2時間停電 (開始が遅れて1時間と言う時もあるが) となっている。

イメージ 3
ローカル紙でも
因みに、マンデラさん生誕100周年を祝う特別な今年のトリとして、12月2日(日)にはヨハネスブルグで、 「マンデラさん生誕100周年グローバルシティズンフェスティバル Global Citizen Festival」 なるコンサートが開催され、その日の為だけにビヨンセや夫のJay-Z、アッシャー、ファレル・ウイリアムズ、コールドプレイのクリス・マーチン、エド・シーラン、オプラ・ウインフリーなど多数の人達が出演したので、それを待っての本格的な停電ではないかとも言われている。
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

電力会社 Eskom のホームページには、計画停電が何故起こるのかと言うことが図入りで解説はされているものの。。。
イメージ 7
停電時に備える方法も。家の塀にめぐらしてある、防犯用のエレクトリックフェンスを自家発電機に切り替えるようになどなど・・・
イメージ 8
日本ではどの電化製品にどれぐらいの電力が使われているのかなど、全く頓着していなかったのだが・・・。勉強になりました。
北半球から避寒で南アに観光客がやって来るこのホリデーシーズンですら、計画停電をする始末なので、果たしてホリデーシーズンが明けてからは、一体どうなるんだろう?と危惧する声も多々。