屋外で白装束で祈る集団をあちこちで見かけるので、てっきりそれはキリスト教と南アの土着信仰が融合したズールー族のシェンベ Shembe の人達だと思っていた。(その様子は こちら
しかし聞いてみると、なんとイスラム教徒の人達だった。屋外で祈っている人達のイスラム教は、シェンベ同様、イスラム教と南アの土着信仰とが融合したものかどうかはわからないが。

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男女の座る場所が離れているのはモスクの中と同じかなと。
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勿論、我々がイメージするモスクも各地にある。
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ダーバンシティの中心部に位置するこのモスクは、南半球で一番規模が大きいそう。

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ここクワズールナタール州には、インド系の人達が非常に多いが、ヒンズー教徒とは限らず、インド系イスラム教徒の人も多い。普段から女性は髪を隠すような服装の人もいれば、全く気にしない人もいて、さまざま。
かと思うと、中には手袋をして、目の部分だけ出していてもサングラスをかけ、海岸沿いのプロムナードをウオーキングしている女性も居たりする。
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アラブ系の男性のターバンのようなものを被った人達。あまり見かけないが。

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イスラム系の人達のコミュニティはあちこちにあるが、アムゲニ Umgeni 界隈にも多く、魚介類には宗教上の決まりがないので、お魚屋さんが充実している為、私も時にはモスクの横のお魚屋さんにお世話になったりしている。一方、白人が多く住むジンバリ Zimbali に住んでいるパキスタン人の友人は、イスラム教にのっとったお肉のカット方法であるハラールミートが手に入らないので、アムゲニまで買いに行くと言っていた。
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ラマダン時期には、それ用のギフトパッケージがお店を飾る。
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道をはさんだ向かいにモスクとヒンズー教寺院。

南アでは色々な宗教があるものの、特にその宗教間での争いごとはあまり聞いたことがなかったのだが、今年6月にヴェルラム Verulam 界隈のモスクどうしのいざこざで(シーア派 vs スンニ派?)、3人の信徒が殺され、爆発物がしかけられるなどテロ行為に発展(その様子は こちら)。犯人十数名が捕まり、終息したかと思われ、一応やれやれと言ったところ。