1860~1911年の間に、当時同じく英国の植民地だったインド植民地総督府が、サトウキビ畑のプランテーションの為に、マドラス、カルカッタから15万2000人の労働者を5年契約で送り込んだ。
5年後、本国に戻って良いことになってはいたが、約半数は残ってそのまま商業や農園経営をすることになり、今現在では、インド本国を除く世界中で、ここダーバンが一番インド系の人達が多い所となっている。

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ダーバンの市内に、ひときは大きなヒンズー教寺院 The Kendra Hall がある。
ダーバン市内や近郊にあるヒンズー教寺院については、以前にヒンズー建築探訪で書いたので こちら を。
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インド本国にはない、南アのインド系の人達特融の祠のような物もある。その様子は こちら

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それにしても、あちこちでサイ・ババを見かける。彼についての詳細は wikipedia を。
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車の中にもサイババ

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ご主人の仕事で、インド本国から転勤して来たインド人の友人も、サイ・ババを信じていると言っていた。

ディワリ / ディーワーリー Diwali と言う新年を光で祝うお祭り:その様子は こちらこちらこちらこちら

その新年を祝う前に、新品の服をそろえるのが習わしで、その為にインド本国からダーバンにディワリマーケットが立つ。その様子は こちら

タイプーサム (カヴァディ) Thaipusam (Kavady) と言う身体に針やフックを刺すなどする奇祭に遭遇したことも。その様子は こちら

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これだけインド系の人達が居るので、インド本国と全く遜色ない食材が売っていて、普通のスーパーマーケットにも、スパイスを調合してくれる売り場があってみたりする。
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また、家庭で作るインド料理にも色々と親しませてもらった。
お料理のデモンストレーションだったり。その様子は こちらこちらこちら
手作りを持って来てもらったり、ティータイム によんでもらったり。

インド人が多く住む Verulam のマーケットに連れて行ってもらったりもしたが、とても面白かった。その様子は こちら

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また、手などに施す メンディー(ヘナ) の材料も売っている。講習会もあったので、参加した。その様子は こちら

インド本国に旅行に行ったことはあるが、所謂観光をしたに過ぎない。
南アはダーバンに来て、インド本国から来たインド人、インド系イギリス人、インド系南ア人などと知り合うことが出来、インド本国の文化、そして移民となった地でのインド系南ア人の文化を色々と学ばせてもらった。