秩父方面に行ったことがなかったので、秩父温泉(実際には鉱泉だが)に行ってみることにした。
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秩父のシンボル的な山である 武甲山(ぶこうざん・ぶこうさん)は標高1304メートル。石灰岩の採掘が行われており、旧山頂はもうないとのこと。数多くのセメント会社のトラックが往来していて、ちょっとビックリ。

秩父神社
神門
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社殿は、永禄12年(1569年)に焼失後、徳川家康による造営で、本殿・幣殿・拝殿がひとつにまとめられており、社殿の彫刻がとても美しい。

拝殿
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社殿の「子宝 子育ての虎」社殿前には四面に虎の絵があり、この彫刻は左甚五郎の作。当時の狩野派では虎の群れの中に必ず一匹の豹を描くことが決められていた為、母虎が豹として描かれている。
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「お元気三猿」と言う超穀が左下にある。
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日光の三猿は「見ざる・言わざる・聞かざる」なのに対し、この三猿は「よく見・よく聞いて・よく話そう」と言う意味。
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「北辰の梟(ふくろう)」身体は正面の本殿に向き、顔は反対側の真北を向いて、祭神を守っている。
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天神地祇社(てんしんちぎしゃ) 全国の一ノ宮(全75座)をお祀りしている。
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扉には鯉の滝登りなども。
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左甚五郎作の「つなぎの龍」は、あいにく修復中で見ることが出来ず。

訪れた一週前には「秩父夜祭」なるものが行われたとのこと。その時に使われたと思われるお神輿があった。(ガラス越しなので画像は悪いが)
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すぐ近くにある 秩父館 へ。明治初期に建てられた商人宿。
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階段をあがる途中には、大きな神棚が配され、2階は大広間となっている。
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一階には、100年以上前から使われている内井戸がある。井戸の水脈は、武甲山の伏流水。
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秩父温泉の宿 美やま へチェックイン。部屋からは、武甲山が望め、横瀬川が目の前を流れている。
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早速、お風呂へ。
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いちじくと、緑色の物はさるなし。マタタビ科でコクワとも言われる。初めて食べた。甘酒と共に。
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夕食を。
秩父三蔵(矢尾酒造、武甲酒造、長瀞蔵)のそれぞれ特別純米酒と、それぞれ純米大吟醸の飲み比べ。やはり大吟醸の方が好きかな。
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前菜:合鴨燻製、三色団子、秋刀魚山椒煮、丸十檸檬煮、生湯葉
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お造り:三種盛り、箸休め:もずく酢
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台の物:麦豚しゃぶ、お椀:5種の秩父産きのこ汁
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焼き物:銀鮭西京焼き、揚げ物:海老・南瓜・しし唐
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蒸し物:茶碗蒸しがあったのだが、写真を失念💦
御食事:鯛の釜飯、水菓子:南瓜プリン
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翌朝のものだが、追記として。秩父名物の「たらし焼き」。たらし焼きとは、秩父地方を中心に、昔お菓子があまりなかった頃、農作業の合間やおやつに食べた小麦粉料理。生地をたらして焼くことから命名されている。・・・一度食べればいいかな。
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翌日は、三峰神社へ。その様子は追って。