ゴロカの町からダウロ峠へ。

アシやヨシで作った伝統的な家。それにしてもフレンドリー。パッと見は彫りが深くてとても濃い顔なので、睨まれているように思ったが、いやいやどうして、気軽に手を振ってくれる。
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ダウロ峠 にある家にお邪魔することに。
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男の家と言われる家。別の所に家があり、親戚?同じ部族の人?が選挙に出るとのことで、選挙前にこの家が出来たとのこと・・・
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囲炉裏の煙がモクモクしているので、家の中の虫除けなどにもなる。家の建築方法は、先に支柱2本を立て、天井など周りを全て造ってからその支柱2本をカットして内部を広く使う。サバ缶の空き缶を伸ばして留め具に利用していた(笑)
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実が付いているのはパンの木で、山岳部ではこの新芽を食べ、海の方では実を食べる。シダなども生えていたが、日本なら葉が未だクルクル巻いている状態のゼンマイなどを食べるが、パプアニューギニアではシダの広がった葉を食べるとのこと(この後の昼食で出て来た!)
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パッションフルーツ(トケイソウ)の花や実がなっていた。
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アサロ渓谷 の村へ。
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集落は、昔は部族間の闘争が多くて家と家がくっついていたが、今は平和になったので、ある程度の間隔が空いている。
畑作業をしていたおばちゃん。こんにちは~の「アビヌーン(afternoon が転じたピジン語)」と。
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大きなハヤトウリは、土の上に置いておくだけで、そこから芽が出て来ていた。調理用バナナは、通常はビニールなどをかけるが、ここでは伝統的な方法でバナナを巻いてあった。
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驚いたのはコレ。パプアニューギニアでも違法とのことだが、普通にマリファナが植えてあった! マリファナなるもの、初めて見た。
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家は現代風の高床式もあるが、そこでは調理が出来ないので、横に従来の形の家を台所として使っていた。その高床式の下には、豚さんがお昼寝中(白い→の先)
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西洋風の建物を建てる大工さんのおじさんは、まず弓矢を見せてくれた。一本の太い物は豚用。先が3つに分かれている物は鳥用。
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そして、スサップと言う竹笛を演奏してくれた。口の中で音を反響させて鳴らすそうで、結構難しいとのこと。竹笛には、この民族のマッドマンの図柄が。
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この女の子は、ずっと我々の後をくっついて来て、自分のおやつとして握りしめているプチトマトを取って一人ずつに配ってくれた。男の子は、丸い木の実を4つ併せて4輪の車のようにしたおもちゃで遊んでいた。
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この後、村の男たちによるシンシン(民族舞踏)のマッドマンを見せてもらうことに。その様子は<5>で。