友人お勧めのフレンチへ。8000円のディナーコースを。
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アミューズは3種類。手前から豚肉とゴボウのリエット、竹炭のマカロンの間にはクミンの効いたニンジン、ハムとタマネギの温かいシュー。リエットの入っているタルト台にしてもしかり、全ての生地なども美味しい。
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モノリスエッグはスペシャリテとのこと。下にはベーコンがゴロゴロ入った温かい卵のクリーム、上半分はシェリービネガーなどを合わせた冷たいクリームとなっている。面白い。画像にはないのだが、熱々のブリオッシュをもって来て下さり、一緒にいただく。ブリオッシュも美味しい。
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メロン・生ハム・天使の海老 ニューカレドニア産の天使の海老、メロン、生ハムに加え、ヨーグルトとポルト酒のソースとポルト酒のジュレ。ポルト酒の風味が甘く感じられる。
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今度は木箱の中で湯気の立ち昇ったパンが運ばれて来た。オーブンで温めた石が敷かれていて、常に温かいパンがいただけるようになっている。
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パテ・アン・クルートはさすが。ホロホロ鳥・フォアグラ・シャラン産の鴨・ピスタチオ・ミンチとモリーユ茸(=アミガサダケ)を包んだパイの香りも良く、美味。
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石川・七尾産の鱸には、その場でスープをかけてもらう。鱸は皮目がパリッとしていて香ばしい。枝豆、ズッキーニ、プチトマト、コウイカが下に敷かれたジロール茸と共に。バジルのペストのような物も下にあり、スープは生姜とサフランの風味がしっかり。
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黒豚か仔牛のロニョンからの選択で、ロニョン(腎臓)を。ロニョンなる仔牛の腎臓を頂くのは初めてだったが、レバーのような風味と少し砂肝にも似た食感で美味しい。火を通し過ぎるとパサパサしてしまうとシェフがおっしゃっていたが、絶妙な火入れかと。ソースはしっかり濃厚な赤ワインのソースと、ディジョンマスタードのソース。上にインゲンとクレソンが乗る。
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食後の飲み物がとても楽しい。これだけの乾燥や生ハーブを順次香りを嗅がせてもらいながら説明を受け、どれとどれを合わせると良いか、なども教えて下さる。友人は、シェフのお勧めのラベンダーミント・ネトル・オレンジミントを合わせた物を。私は、ネトル・レモンバームの乾燥と生のそれぞれを。ネトルとは、イラクサのことで棘があるが、乾燥したものはヨモギのような香り。
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デザートは、ピオーネとクリームチーズの層になっており、フルーツのグラノラがコロンコロンと入っている。重たくないデザートが嬉しい。
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ハーブティーのチョイス以外にも、コーヒーがあったのだが、コーヒーは群馬で採れた豆とのこと。興味津々だったところ、ハーブティーのみならずコーヒーまで淹れていただけることに。
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プチフール。左から、塩キャラメルのマカロン、チョコレート、柑橘のピール砂糖漬け
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お土産も。パイ生地のものはちょっとしたスナック風、もうひとつはパウンドケーキなのだが、持つだけでも割れてくるぐらいに柔らかくしっとりしていて美味しかった。
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