埼玉の幸手市にある権現堂堤の彼岸花(曼珠沙華)が綺麗だと、友人に教えてもらったので行ってみた。
彼岸花は、愛知県の半田の矢勝川(その様子は こちら)や、岐阜県の津屋川(その様子は こちら)に観に行ったのだが、今回の 権現堂堤の彼岸花 は見頃もちょうどで一番気に入った。
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春には1000本のソメイヨシノとナノハナが綺麗とのことだが、500万本の彼岸花が一面に赤い絨毯を作っていた。とても良く整備されていて、土手の道沿い、そして土手の両側に咲いている。
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彼岸花(曼珠沙華)
中国原産で、日本全国の道端や田んぼのあぜなどに群生し、秋の彼岸のころに、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花だけが咲き、夏の終わりに葉が伸びて秋に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。地下の鱗茎(球根)に強い毒性がある有毒植物であるが、かつて救荒作物として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。 wikipediaより
ちょうど一週間前にここを訪れた友人曰く、陽が当たる側は見頃だったが、日影側は未だ満開とまではいっていなかったので、この週末が丁度じゃないかとアドバイスをくれ、まさしくそれが的中!
日向側
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日影側は、未だつぼみがニョキニョキと伸びている所も。
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順礼供養塔と順礼供養之碑なるものがあった。享和2年(1802年)に、長雨で利根川が決壊し、土手の修復をしようにも激しい濁流で工事を進められなかった時、順礼親子が自ら人柱になることを申し出たところ、洪水はおさまり修復工事が完成したとのこと。が、一方、順礼親子が工事は無駄だと言ったことに怒った人達が親子を川に投げ込んだと言う説も。どちらなのか不明のままだが、人身御供になった順礼親子を供養するために昭和8年に建立されたのだそう。
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ほんの少しだが、白やピンクっぽいものも。
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四季桜?もところどころに咲いていて、桜と彼岸花のコラボも楽しめた。
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コガネムシが居たり、野鳥も元気にさえずっていた。ジョウビタキのメスと思われる鳥さんや、シジュウカラも。
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真っ赤な絨毯を堪能することが出来て、大満足。
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