今年は、フレンチレストランだけのレストランウィークが開催されていたので、ディナーに行ってみることに。

ディナーは選択肢のない8000円のコースで、それにお肉のメイン(2000円)を追加してもらい、ワインペアリング(6000円)と共に。
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アミューズブーシュは2種類。
トウモロコシの粉で作った薄いカリカリのドームの中には、アボカドと蟹肉。お味噌やナッツも入り、茗荷などもアクセントになっている。後ろには葉の形のポテトチップス。
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紅心大根のお餅の上に鴨肉、下にはナスタチューム。大根餅のような食感と言うよりも、もっとモチモチしていてお団子のようだった。
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牡蠣の冷製 海水と柑橘のジュレ 
愛知県産の海苔が乗る。ジュレだけでも海水のようなのだがそこに柑橘の香りが加わり、それだけでも美味しい。牡蠣の下には牡蠣からとったクリーム。牡蠣もぷっくり大きく、牡蠣好きにはたまらない、とても美味しい逸品だった。
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静岡 焼津の鰹 大分国東の寒ひじき 熟成黒梅のクーリ 
鰹のカルパッチョとのことだったが、枝豆、松の実、ミル貝などが入り、ミニ胡瓜や秋田の水の実やかいわれ等が和えられ、上には白エビのフリット。ソースは、黒梅のクーリ(ピュレしてから裏漉しした野菜や果物から作られるどろっとしたソース)と、山椒のソースの2種類。まさか水の実が出てくるとは。
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鮎のベニエ じゃがいもとキノコ 
長野産の子持ち鮎を3時間コンフィにして一度冷し、再度揚げてあるとのこと。ペルー風のポテトサラダであるカウサと、白シメジのピクルスが付く。アヒ・アマリージョ(南米アンデス地域で食用とされる黄色い唐辛子)や春菊や柚子で作ったソースは、最初は鮮やかな緑だが、時間が経つにつれくすんだ色に。鮎の食べる苔をイメージしている演出とのこと! 山椒の葉のようなものは、マリーゴールドの葉で、香りが良い。
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追加でお願いしたお肉料理は、イベリコ豚の天使の羽 
「天使の羽」なるものを初めてだったのだが、豚の首から肩にかけての希少部位とのこと。上にはフェンネル。色も赤く、言われても豚とは思えないぐらい牛肉に近いお味。脂がほどよくまるで牛肉のはらみのよう。付け合わせの温野菜以外には、人参のピューレ、ゆでた落花生が付く。ソースにはトリュフオイルが隠し味となっているとのこと。濃厚なソースは美味しい。
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葡萄のヴァリエーション ハーブのジュレ 
4種類の葡萄として、シャインマスカット、ピオーネ、甲斐路、ナガノパープルが使われている。ジュレの中には、透明なモチモチしているパームシードも入っていた。上にふられた花穂紫蘇がアクセントになっている。
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小菓子として、コーヒーのプリン。画像は上のキャラメルソースだけしか写っていないが。
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ハーブティーを。7種類のハーブとのことで、ミント2種類、レモングラス、タイムなど。すっきり美味しい。
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ピーカンナッツのチョコ掛けも。
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お土産として、水分をかけるとおしぼりになるものを。銀座のエスキスなどでも出されたが、今、高級レストランでは流行っているのだろうか(笑)
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