原美術館は私邸を美術館にしていて、程よい大きさや静かなカフェが気に入って何度か訪れていた。
「Be Alive!」展
「原美術館 開館35周年記念 コレクション展 The Hara Museum Collection at 35」展
「蜷川実花:Self-image」展
「そこにある、時間 ドイツ銀行コレクションの現代写真」展
「篠山紀信:快楽の館」展
1979年に開館し、最先端の現代美術を紹介していた原美術館が、建物の老朽化の為に41年の歴史に幕を閉じ来春に群馬に移転する。移転前の最後の展覧会へ。本来は4月に開幕し2020年12月には閉館する予定だったのが、新型コロナのせいで会期がずれ、9月から2021年1月までとなった。
リー・キット Lee Kit (李傑)「Flowers」2018 1978年香港生まれ。
城戸 保(きどたもつ)1974年生まれ。
日常風景の中で本来の役割や用途からズレた「もの」を捉え、「見る事やある事の不思議」を考察する。写真の構造にも関心をもち、色や光による構図の追求や技術的実験を試みる。写真の加工は色とコントラストの調整のみとのことで、晴れた日にシャッターを切るのだそう。
佐藤雅晴 「東京尾行」2016
実写とアニメが折り重なる映像作品達。一部分だけをトレースし、アニメーションにしている。当時、病と向き合いながら制作されていたとのこと。アニメーションの方が実写よりも存在感を放っていて面白い。
展示室内では、ドビュッシーの「月光」が自動演奏されている。ただ、時間予約制での入館と言えども、週末午後に行ったところ、多くの人達が観に来ていて、ピアノの音が大きい為に声も必然的に大きくなり、騒がしかったのは残念だった。
佐藤時啓(さとうときひろ)
以前に開催された「そこにある、時間 ドイツ銀行コレクションの現代写真展」でも98年の作品を見ていたのだが(その様子は こちら)、今回は新作。
展覧会タイトルにも使用されている佐藤氏の代表作「光―呼吸 Harabi #1」
今井智己(いまいともき)1974年生まれ。
福島第一原発から30km圏内の数カ所の山頂より原発建屋の方向にカメラを向けた「Semicircle Law」(2012-)に、原美術館から同方角を捉えた新作と初期作品を展示している。
手前に置いてあるのは、原発の位置を指すコンパス。床の木目までもが方向を示しているという懲りよう。
常設展も見納めかなぁと。
奈良美智 前に見た時は床にワンちゃん達はいなかったが。
鈴木康博 「募金箱『泉』」 狭い隙間にコインを投入すると、チャリンと音がする。お金を入れるとその隙間から映像を見ることが出来るしくみ。前に来た時はなかった😂
森村泰昌 「輪舞」
須田悦弘 「此レハ飲水ニ非ラズ」
宮島達男 「時の連鎖」
ジャン=ピエール・レイノー 「ゼロの空間」
中庭にも数点設置されている。
三嶋喜美代 「Newspaper 84 E」
李禹煥 「関係項」 開館35周年記念のコレクション展では、李禹煥氏の絵画も紹介されていた。その様子は こちら
他の屋外の作品は以前に載せているので そちら を。
外観だけでもカメラに収めようと何人もの人が外に居た。
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「Be Alive!」展
「原美術館 開館35周年記念 コレクション展 The Hara Museum Collection at 35」展
「蜷川実花:Self-image」展
「そこにある、時間 ドイツ銀行コレクションの現代写真」展
「篠山紀信:快楽の館」展
1979年に開館し、最先端の現代美術を紹介していた原美術館が、建物の老朽化の為に41年の歴史に幕を閉じ来春に群馬に移転する。移転前の最後の展覧会へ。本来は4月に開幕し2020年12月には閉館する予定だったのが、新型コロナのせいで会期がずれ、9月から2021年1月までとなった。
参加作家は今井智己氏、城戸保氏、佐藤時啓氏、佐藤雅晴氏、リー・キット氏の5名で、そのうち今回新作を発表しているのが、今井智己氏、城戸保氏、佐藤時啓氏。
(原美術館での時間を記録ではなく、記憶に留めていただきたいとのことで、撮影不可の為、画像は美術手帖、TOKYO ART BEAT、ART-iT 等より)リー・キット Lee Kit (李傑)「Flowers」2018 1978年香港生まれ。
城戸 保(きどたもつ)1974年生まれ。
日常風景の中で本来の役割や用途からズレた「もの」を捉え、「見る事やある事の不思議」を考察する。写真の構造にも関心をもち、色や光による構図の追求や技術的実験を試みる。写真の加工は色とコントラストの調整のみとのことで、晴れた日にシャッターを切るのだそう。
佐藤雅晴 「東京尾行」2016
実写とアニメが折り重なる映像作品達。一部分だけをトレースし、アニメーションにしている。当時、病と向き合いながら制作されていたとのこと。アニメーションの方が実写よりも存在感を放っていて面白い。
展示室内では、ドビュッシーの「月光」が自動演奏されている。ただ、時間予約制での入館と言えども、週末午後に行ったところ、多くの人達が観に来ていて、ピアノの音が大きい為に声も必然的に大きくなり、騒がしかったのは残念だった。
佐藤時啓(さとうときひろ)
以前に開催された「そこにある、時間 ドイツ銀行コレクションの現代写真展」でも98年の作品を見ていたのだが(その様子は こちら)、今回は新作。
展覧会タイトルにも使用されている佐藤氏の代表作「光―呼吸 Harabi #1」
長時間露光を駆使し、風景の中をペンライトや鏡を持って歩き回り、光と自身の移動の軌跡をフィルムに定着させるシリーズ。自身は写らず、ペンライトの光のみが写る。「長時間露光によるドローイング作品を制作するのは約20年ぶり。昔と同じ機材を使っても仕方がないので新しい機材を試してみました」とのこと。原美術館を収めた新作に費やした撮影時間は約3時間。写真を撮影することは自身の行為性を認識する作業であり、呼吸を確認しながら光を動かしていくのだという。
今井智己(いまいともき)1974年生まれ。
福島第一原発から30km圏内の数カ所の山頂より原発建屋の方向にカメラを向けた「Semicircle Law」(2012-)に、原美術館から同方角を捉えた新作と初期作品を展示している。
手前に置いてあるのは、原発の位置を指すコンパス。床の木目までもが方向を示しているという懲りよう。
展示室に並ぶ24枚の「Semicircle Law」シリーズは、それらが並ぶ壁も原発建屋の方角に設置されており、鑑賞者は原発建屋に向かって体と視線を向けるように自然に促される。
常設展も見納めかなぁと。
奈良美智 前に見た時は床にワンちゃん達はいなかったが。
鈴木康博 「募金箱『泉』」 狭い隙間にコインを投入すると、チャリンと音がする。お金を入れるとその隙間から映像を見ることが出来るしくみ。前に来た時はなかった😂
森村泰昌 「輪舞」
須田悦弘 「此レハ飲水ニ非ラズ」
宮島達男 「時の連鎖」
ジャン=ピエール・レイノー 「ゼロの空間」
中庭にも数点設置されている。
三嶋喜美代 「Newspaper 84 E」
李禹煥 「関係項」 開館35周年記念のコレクション展では、李禹煥氏の絵画も紹介されていた。その様子は こちら
他の屋外の作品は以前に載せているので そちら を。
外観だけでもカメラに収めようと何人もの人が外に居た。
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コメント
コメント一覧 (2)
あの建物がなくなってしまうのは寂しいです~
一度だけランチを食べましたが、ゆったりとした時間が流れてました。
な~が nagacumatz
がしました