日本財団が実施する、その名も「THE TOKYO TOILET」なる企画が渋谷区で始まった。
渋谷区の公共トイレが生まれ変わるもので、「臭い、汚い」印象を払拭すべく、国内外で活躍するアーティスト16人が、渋谷区の17カ所を手がけるもので、これらの公衆トイレの清掃回数を一日3回に増やすとも発表😂
16人のクリエーターは:
安藤忠雄、伊東豊雄、後智仁、片山正通、隈研吾、小林純子、坂倉竹之助、佐藤可士和、佐藤カズー、田村奈穂、NIGO®、マーク・ニューソン、坂 茂、藤本壮介、マイルス・ペニントン、槇文彦。
2020年には、6名のアーティストによる 7カ所が出来上がったので、見て回ることにした。今後は2021年夏までに、残る10カ所のトイレが設置完了予定とのこと。

坂茂(ばん・しげる)氏 は2カ所のトイレを担当。
公共のトイレ、特に公園にあるトイレは、入るとき2つの心配なことがある。一つは中が綺麗かどうか、もうひとつは中に誰も隠れていないかどうか。新しい技術で作られた鍵を締めると不透明になるガラスで外壁を作ることで、トイレに入る前に中が綺麗かどうか、誰もいないか確認でき、その2つの心配をチェックすることが出来ると言うしくみ。そして夜には、美しい行灯のように公園を照らすのだそう。

「代々木深町小公園」
両側のお手洗いは使用中なので不透明、真ん中は誰も入っていないので、透明で見ることが出来る。
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左、真ん中は使用中、右は空いている。左は車椅子などにも対応出来るように広くなっている。
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空いている所を外から見てみると、なるほどスケスケで良く見える。
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中に入って鍵をかけてみると、壁が不透明になる。透明になっている状態で通電されていて、中から鍵をかけることで、その壁などの電気が遮断されて不透明になるのだそう。
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道路の反対側からでも、透けているかどうかがわかる。
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「はるのおがわコミュニティパーク」
こちらも全く同じコンセプトでの色違い。全部空いている状態。
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そう言えば、12~3年前に既にNYのレストランでこのシステムを取り入れたお手洗いがあり、友人と面白がって入った覚えがあるので、それほど新しい技術ではないのかなぁ???

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