2019年に、「アートの島=天王洲アイル」として、7箇所で7人のアーティストによる壁画など国内最大級の MURAL PROJECT が行われ、そのうちの 6人 6作品が継続され(その様子は<1>で)、2020年には、4人の作品が新しく加わった。それら新規の作品を。

日比淳史 ひびきよし 「時空の交差するところ」
生物の持つ時間性、自然素材の持つ時間性、人の営みのある文明社会の時間性、、、様々に流れる時の概念が交差する空間を「時空の交差するところ」としてイメージした。浮き桟橋もまた、運河と陸をコンタクトする、水と地の交差する場所でもある。そこに、この作品があることで、多くの意識が交差し、鑑賞者の様々なイマジネーションを刺激することを期待しています。野外展示とのことで、植物はすぐ枯れてしまうため、今回は特別演出として、上部の植物を活ける部分を金属で造作 / 追加し、作品内部からの照明で、夜間は上部も光るプランも検討しています。
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松下徹「Sleeping City」
この作品は、眠らない街東京…ではなく普段働いてる建物や機械などが休日に眠ってる壁画です。天王洲は昼は忙しいビジネスの町ですが、休日になると観光客や家族連れが訪れる緩やかな雰囲気を持っています。そういう休日のリラックスしたムードを壁画として描き、湾岸エリアのおおらかさを表現できればと考えています。
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Keeenue キーニュ「See a Song」
天王洲を歩いていると、音楽がどこからか聞こえてくるような、鼻歌を歌いたくなるような、そんな空気があるように感じます。公園の入口にもなっており、多様な人が行き交うこの場所に、新たな発見の楽しさや心地よいメロディのようなものを、色と形の響きあいで届けられたらと思います。
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吉野もも「Swirling Water(仮)」
運河沿いの清掃工場からインスピレーションを受け、循環というテーマを設けた。視覚的なしかけを利用した作品によって、2次元の絵がまわりの環境と干渉し合い、非日常の異空間を発生させます。
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2階の窓?通風口?を絵の中に取り入れているのが面白い。
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