NYのボタニカルガーデンでは、それはそれは綺麗なマグノリアのお庭があったのだが、日本ではあまり見ないなぁと思っていたところ、京王フローラルガーデンアンジェなる所で見られるとのこと。
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マグノリアとは、モクレン、コブシ、オオヤマレンゲ、タイサンボクなどのモクレン科モクレン属の仲間の総称。約30種類200本植わっている。

モクレンがここまで背の高い木になるとは知らなかった💦
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マグノリアは、開花時期が3月中旬から4月上旬の物が多いが、タイサンボクなどは6月頃とばらつきがあるものの、行った時には、少なくとも13種類を見ることが出来た。 

●アレキサンドリアは、シモクレンとハクモクレンの交配種で、花弁の内側は白で裏側はピンクや紫がかっている。
●アンは未だ咲き始めたところだったが、太い幹からいきなり細い枝が生え、先に花を付けている物も。
●ウオーターリリー
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●キングローズは、ごく淡いピンク色のシデコブシの園芸品種で、コブシよりも花弁の数が多い。
●サヨナラは、ヒマラヤに自生するキャンベリー種とシモクレン、ハクモクレンなどの交配から生まれた。花弁が別れの際にふるハンカチに似ていることから「サヨナラ」と名付けられ、学名も Magnolia Sayonara と。
●サラサモクレン 
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●サルゲンチアナ 
●スイショウレン 
●バレリーナは、コブシとシデコブシの交配種で、波打つ花弁が特徴。
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●フクジュ 
●ベティ 
●ワダスメモリー
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●エリザベスは、白やピンクが多い中、黄花の品種。アメリカに自生するアクミナータとの交配から生まれた新品種。 
エリザベス★

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モクレン達だけでなく、色々な春の小花が足下を賑わしてくれている。
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トサミズキ
とさみずき

シジミバナ
シジミバナ

ヤマブキ
ヤマブキ

八重の椿やチューリップなど。
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シャクナゲのような花のロドレイア(シャクナゲモドキ)は、とても高い木だった。
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ヒヤシンス、ミツマタ、ベニバスモモなども。
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リュウキュウバイ、ユーフォルビア
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ソメイヨシノではない桜が咲いていた。秋桜とも言われる十月桜、御衣黄(ぎょいこう)
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ルピナスなど
ルピナス
 
マグノリアからはらはらと花弁が散って来ていて、それも綺麗だった。
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京王線の「京王多摩川」駅の真横にあるフローラルガーデンアンジェ。かつては「京王百花苑」として花菖蒲の名所だったのだが、2002年に欧風ガーデンとしてマグノリアの花木を植栽し出来上がった。しかし、非常に残念ながら、土地開発の為、今年の5月末で閉園するのだそう。