レインボーブリッジは遊歩道があるので、歩いて渡ってお台場海浜公園まで行ってみることにした。
ループのある芝浦側から
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吊り橋の橋脚と橋脚の距離は、船の航路限界幅である500メートル。一方、羽田空港への発着する飛行機があることから、高さ制限の為、高さ約150メートル。
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エレベーターで7階まで上がるのだが、北ルートと南ルートがあるので、行きは南ルートを行くことに。
橋は2層構造で、上層階は往復4車線の首都高速、下層階の中央に新交通システムゆりかもめ、その左右は一般道の片側二車線の臨海道路、さらにその外側が遊歩道。プロムナードは全長1523メートル。
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プロムナードの自転車走行は不可で、押して運ぶように、後輪には四輪の小さな台車をはめなければならない。
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ループの上はゆりかもめ用
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アクアラインのトンネル部分にある風の塔
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幕末の1853年(徳川13代将軍家定の頃)に、アメリカのペリー提督が黒船を率いて浦賀に来港。幕府に開国を迫った時、江戸防衛の為に砲台を備え付けた島を「台場」と言った。今は、第三台場と第六台場の2つが残っており、史跡に指定されている。これは第三台場。第六台場は海の中の孤島として、自然のままの状態で保存されているのだそう。
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途中一カ所では、橋の下を通ることで、南ルートと北ルートを行き来出来る。
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南ルートでお台場に到着。お台場海浜公園へ。
レインボーブリッジに向かって自由の女神のレプリカが立っている。NYの物の7分の1の大きさで、11.5メートル、台座を含めて17.4メートル。最初は、「日本におけるフランス年」を記念し1998年4月29日〜1999年5月9日の間設置されていた。現在あるものは2代目で、2000年12月22日から。
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コロナの影響で東京五輪の開催が延期された為、一時撤去されていたオリンピックのシンボルマークが、昨年12月1日から戻っている。縦15.3メートル、横32.6メートル、幅1.7メートル。
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錨のオブジェもある。
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レインボーブリッジの向こう側には東京タワー、右の端にはスカイツリーが一度に見られる。
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帰りは北ルートを。
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何棟もある黒っぽい集合住宅がオリンピックの選手村、右の端の方にはスカイツリー、左の端には晴海客船ターミナル。
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東京タワーの上の方が見えるが、その左のビルとビルの間の遠くにある、とがったビルは代々木にあるドコモタワー、その左の2棟が並んでいるのは新宿の都庁。
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芝浦の埠頭には多数のコンテナが。
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夜のレインボーブリッジのライトアップも綺麗だが、その照明は照明デザイナーの石井幹子氏による。因みに、1989年に東京タワーを石井氏がライトアップしたのがきっかけとなり、明石海峡大橋、日本武道館、銀座歌舞伎座などの景観照明が盛んになった。レインボーブリッジのメインの2つの主塔を均一に下からライトアップするのが非常に難しく、ひとつの主塔の片側の片面だけで19灯もの照明を使っている。照明機材にも種類が分かれており、照明ごとに角度を微妙に変えて設置しており、準備に4年を費やしたとのこと。