創業元禄15年(1702年)なので、握り寿司の誕生よりも100年程前からあるお寿司を今に伝えているお店。現在は13代目がやっておられる。
屋号が面白いのだが、「笹」には殺菌作用があり、古くは兵糧を包むのに使っていたという故事に初代が習い、「けぬき」は、鯛の小骨だけは酢でしめても軟らかくならず毛抜きで抜いていた事が評判になって、「けぬきすし」とも呼ばれるようになったことから商品名にしたのだそう。

7個入り1695円を。光り物はコハダ、白身、海老、海老入りおぼろ、玉子、のり2個。
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江戸時代のお寿司は長く保たせる為に、かなり酸味のきついもので、戦前に比べると酸味はかなり押さえておられるそうだが、それでも酸味も塩味もしっかりしている。
魚類は塩漬けにした後、酸度の強い一番酢に漬けて一日しめ、少し酸度の弱い二番酢に3~4日漬ける。そんなに漬け込んでいるとは、普通に現在食べるお寿司より酸味の効いた独特の風味となるのもうなずける。

千代田区神田小川町2-12
03-3291-2570 
http://www.kanda-hojinkai.com/information/sinise/sinise09.html


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