「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を、1947年に再開するにあたり誕生したグループ展で、これまで合計 86名の作家が参加。今年から、杉戸洋、中村竜治、Nerhol ネルホル(田中義久と飯田竜太のデュオ)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé](アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文)の 6組により、第八次椿会がスタート。
第五次椿会以降の椿会収蔵作品約 200点の中から、第八次椿会メンバーが「あたらしい世界」を予感させる作品を選び、メンバー自身の作品とともに展示した展覧会。
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ミヤギフトシ氏の作品「消えた香り/書かれる手紙」2021と、選んだ作品「香水 セレナーデ」
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建築家の中村竜治氏「関係」2021 の上に、選んだ作品の内藤礼氏「ひと」が乗り、
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その向かいには三輪美津子氏の作品が並ぶ。
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Nerhol (ネルホル)「オニノゲシ」2021 足元の隅に展示されていた。
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選んだ作品は、畠山直哉氏「Finding -Klein Helgoland, Sassanitz, Rugen」
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宮永愛子氏「message 2019/2021」2021
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選んだ作品は、青木野枝氏「水のとどまるところ」
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杉戸洋氏「おきもの」2021
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以前に見た杉戸洋氏の作品は:


選んだ作品は、畠山直哉氏「赤瀬川さんのアトリエ」
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目[mé]自身の作品2つは撮影不可。彼らが選んだ作品は、赤瀬川原平氏の「模型千円札III」
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選ぶ作品は各組3つなのだが、3組のアーティストが畠山直哉氏の作品を選んでおられたのには驚いた。

場所:資生堂ギャラリー
会期:6月5日~8月29日’21(8月16日~23日 夏期休館)

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