芸術・文化・スポーツを通じてオリンピック精神や理念を伝える文化プログラムとして、オリンピック文化遺産財団が主催する6つのプログラムがあるが、まずは巨大メダルの「オリンピック・アゴラ・ウェルカム」へ。
川西純市氏がデザインを手掛けた東京2020大会のオリンピックメダルの巨大バージョンが吹き抜けに。大勢の人が列を作って記念撮影に臨んでいた。
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夏季オリンピックメダルのデザインには厳しい規定が定められている。
1928年から2000年まで、メダルのデザインはほとんど変わっていない。常にメダルの片面には左手にヤシの葉、右手に勝者の冠を持つ、ギリシャ神話の勝利の女神ニケが刻まれていた。2004年以降は、アテネの古代競技場の前で翼を携えたニケの姿が刻まれている。メダルにはオリンピックのエンブレム、大会の正式名称、競技や種別の名称、そして組織委員会(OCOG)のエンブレムも刻まれていなければならない。更に、OCOGが選んだ文化的および美的要素が反映されたデザインになっていなければならない。
2017年4月から2019年3月にかけて、日本全国で使用済みの携帯電話、携帯ゲーム機、カメラ、ノート型パソコンを回収する取り組みが行われ、金32kg、銀3,500kg、銅2,200kg が集められた。これらの金属は溶かされてメダルの製造に使用された。

場所:日本橋三井タワー1F
会期:7月1日~8月15日’21

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