東京国立近代美術館 MOMAT の所蔵作品展である「MOMATコレクション 特別編 ニッポンの名作130年」展へ。
下村観山「木の間の秋」1907年 酒井抱一の「夏秋草図屏風」のモチーフと一致し、琳派を強く意識した作品。この時期に再発見された琳派を西洋的な写実表現と融合させ新日本画として再生した作品。
重要文化財 安田靫彦「黄瀬川陣」1940/41 強さと華々しさを表した源頼朝と、先の運命を予感させる寂しさを表した義経が描かれている。
重要文化財 横山大観「生々流転」1923 全長40メートルを超えている。横山氏独自の「片ぼかし」の技法も使われ、前半期の水墨表現を集大成した作品。
他で見た横山大観氏の作品:
平櫛田中「姉ごころ」1907年頃
他で見た平櫛田中氏の作品:
黒田清輝「落葉」1891年 パリ近郊の村グレー=シュル=ロワンに滞在中に描かれた。
他で見た黒田清輝氏の作品: 重要文化財 和田三造「南風」1907年 遭難した船乗り達を描いているが、理想的人体を描こうとする西洋絵画のアカデミズム思想から。
萬鉄五郎「もたれて立つ人」1907年 キュビスムの影響を日本でいち早く示した作品。
重要文化財 岸田劉生「道路と土手と塀(切通之写生)」1915年 約100年前の代々木。左の石塀は山内侯爵家のもの。道にある2本の黒い線は、電柱の影。
岸田劉生「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」1916年
下村観山「木の間の秋」1907年 酒井抱一の「夏秋草図屏風」のモチーフと一致し、琳派を強く意識した作品。この時期に再発見された琳派を西洋的な写実表現と融合させ新日本画として再生した作品。
重要文化財 安田靫彦「黄瀬川陣」1940/41 強さと華々しさを表した源頼朝と、先の運命を予感させる寂しさを表した義経が描かれている。
重要文化財 横山大観「生々流転」1923 全長40メートルを超えている。横山氏独自の「片ぼかし」の技法も使われ、前半期の水墨表現を集大成した作品。
他で見た横山大観氏の作品:
平櫛田中「姉ごころ」1907年頃
他で見た平櫛田中氏の作品:
黒田清輝「落葉」1891年 パリ近郊の村グレー=シュル=ロワンに滞在中に描かれた。
他で見た黒田清輝氏の作品:
萬鉄五郎「もたれて立つ人」1907年 キュビスムの影響を日本でいち早く示した作品。
重要文化財 岸田劉生「道路と土手と塀(切通之写生)」1915年 約100年前の代々木。左の石塀は山内侯爵家のもの。道にある2本の黒い線は、電柱の影。
岸田劉生「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」1916年
岸田劉生「壺の上に林檎が載って在る」1916年 細密描写期に移行した作品。


以前に見た岸田劉生氏の作品は:
小原古邨(祥邨)「柘榴と鸚鵡」1926~45年
中原悌二郎「老人の首」1916年



重要文化財 中村彝(なかむらつね)「エロシェンコ氏の像」1920年
現在のロシアに生まれ文筆家・音楽家として活動したヴァシリー・エロシェンコがモデル。
梅原龍三郎「城山」1937年 鹿児島市内にある標高123メートルの山。西南戦争最後の激戦地で西郷隆盛らの終焉の地。油絵具だけでなく不透明で発色の良い岩絵具も使っている。
以前に見た梅原龍三郎氏の作品は:
安井曾太郎「奥入瀬の渓流」1933年
線遠近法を使わず、明るい前景、暗い中景、明るい後景と切り替えている。
階をまたぐ吹き抜けにあった大きな作品。
ソル・ルウィット Sol Lewitt「ウオール・ドローイング #769」1994年
黒い壁を幅36インチ(90センチ)のグリッドで覆っている。円弧、直線、非直線から2種類を体系的に使った組み合わせによる。
画像数が多いので、続きは<2><3>で。
会期:6月1日~9月26日’21
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