ベルリン在住の小島康敬(Yasutaka Kojima)氏の「中今 | Berlin」展。
モノクロームのベルリンシリーズ。

場所:Yuka Tsuruno Gallery
会期:9月4日~10月2日’21

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モノクロームのベルリンシリーズ。

最先端の量子理論によると、時間は存在しないという。過去、現在、未来は同時に存在し、時間は過去から未来に流れるのではなく今しかない。そして、この世は3次元でなく11次元の多次元構造体なのだそうだ。
古神道(日本古来の神道)には「中今/Naka-ima」という言葉がある。中今とは、時間的な「今」の意味に加え、空間的中心の要素も持ち合わせる。時間とは、時の流れの循環で一つの円にあり、終始が同時存在し、無限に円環をする「永遠なる今」なのだという。どうも私たちが知る時間の流れは一直線ではないようである。仮に、時間が一瞬で過ぎ去るものでないとすると写真家はこの世界の何を写しているのか?過去の出来事や未来への執着から解放された意識は、より立体的な今へと向かい、古くならない過去の記憶を記録し、来たるべき未来に懐かしさを覚えるだろうか。小島康敬
場所:Yuka Tsuruno Gallery
会期:9月4日~10月2日’21

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