三島喜美代氏の個展「1950年代から2021年まで Solo Exhibition 1950s-2021」。
京都の「現代美術 艸居」や「艸居Annex」、ポルトガルの「艸居リスボン LDA」で展開する艸居が、今年7月に天王洲に新しくギャラリーをオープン。そのこけら落とし展。
三島喜美代氏は、12月で89歳になられる。大阪は十三生まれで実家は酒店。22歳で美術家の三島茂司氏と結婚。女性でも解放すれば才能が伸びると言う考えの男性で、喜美代氏はアートに没頭。31歳で独立美術界の最高賞を受賞するなど、頭角を現す。
新聞紙はコラージュなどに使っていた初期の作品。
1970年38歳の時に、足元の新聞紙を見て、割れる新聞は面白いのではないかと。薄く伸ばした粘土に400度ほどで付く文字をつけ、ケント紙でぐしゃりと折って乾燥させる。ガラスや土などで何度となくトライされ、新聞の転写方法なども自分で模索。
ゴミを高温で熱したガラス状の粉末「溶融スラグ」を使用してつくられた、少年マンガ誌をモチーフとした巨⼤なコミックブックの作品もやはり手彩色。裏表紙のモノクロ部分が、いずれもモデルガンの銃ばかりが描かれているのも印象的。
⼟岐市と大阪・⼗三にあるアトリエに蒐集されたドラム⽸や⽊⽚などを素材に作られている。
53歳でNYに留学されたが、毎日ゴミの写真ばかり撮っていて、帰国後もやはりゴミばかり制作していたのだそう。
会場 SOKYO ATSUMI
会期:7月15日~10月9日’21
(もともと9月4日までのところ、9月30日までに延長、そして更に10月9日までとなったが、寺田コンプレックスや各種ホームページなどは9月30日のままで会期終了と・・・)

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京都の「現代美術 艸居」や「艸居Annex」、ポルトガルの「艸居リスボン LDA」で展開する艸居が、今年7月に天王洲に新しくギャラリーをオープン。そのこけら落とし展。
三島喜美代氏は、12月で89歳になられる。大阪は十三生まれで実家は酒店。22歳で美術家の三島茂司氏と結婚。女性でも解放すれば才能が伸びると言う考えの男性で、喜美代氏はアートに没頭。31歳で独立美術界の最高賞を受賞するなど、頭角を現す。
新聞紙はコラージュなどに使っていた初期の作品。
「無題」1957
「作品68-A」1968
1970年38歳の時に、足元の新聞紙を見て、割れる新聞は面白いのではないかと。薄く伸ばした粘土に400度ほどで付く文字をつけ、ケント紙でぐしゃりと折って乾燥させる。ガラスや土などで何度となくトライされ、新聞の転写方法なども自分で模索。
「Box Sunkist 20」
印刷したセラミックに手彩色を施しておられるのだが、破れた部分の段ボールの質感なども、これが陶器で出来ているとは思えないぐらい精巧。「Box Coca Cola 21- 2」2021
ゴミを高温で熱したガラス状の粉末「溶融スラグ」を使用してつくられた、少年マンガ誌をモチーフとした巨⼤なコミックブックの作品もやはり手彩色。裏表紙のモノクロ部分が、いずれもモデルガンの銃ばかりが描かれているのも印象的。
「ComicBook03 (ComicBook03-1)」2003
「Work 12-C2」2012 印刷したセラミックに手彩色、そして銅が使われている。ひとつひとつの缶がとても精巧なのだが、現物よりも少し大きめ。
⼟岐市と大阪・⼗三にあるアトリエに蒐集されたドラム⽸や⽊⽚などを素材に作られている。
「Work 21-B」2021
「Work 21-B2」2021
53歳でNYに留学されたが、毎日ゴミの写真ばかり撮っていて、帰国後もやはりゴミばかり制作していたのだそう。
会場 SOKYO ATSUMI
会期:7月15日~10月9日’21
(もともと9月4日までのところ、9月30日までに延長、そして更に10月9日までとなったが、寺田コンプレックスや各種ホームページなどは9月30日のままで会期終了と・・・)

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コメント
コメント一覧 (2)
空き缶見て 高校の時の文化祭を思い出しました
ゴミ問題をテーマに 空き缶で作ったピラミッドが・・・
な~が nagacumatz
が
しました