「原美術館ARC」として4月にリニューアルオープン。その最初の展覧会の「虹をかける:原美術館コレクション」の後期の様子<1>からの続き。磯崎新氏設計の漆黒の建物に屋外の作品も映える。
ジャン=ミシェル・オトニエル Jean-Michel Othoniel「KOKORO」2009
正面玄関にあるのだが、作品を越えて入り口に進んで行くと、映り込んだ♡の中に自分がいるように見えると言うにくい演出も。
アンディ・ウォーホル Andy Warhol「キャンベルズ トマトスープ」1928-1987
高さ約3メートル、直径約2メートルの鋼鉄製で、キャンベル社のトマトスープ缶と当時同じ図柄が描かれている。デンバーの鉄工所でスチール製の大型缶を3つ製造し、コロラド州立大学の芸術学部の学生達がそこに図柄を描き、現地を訪れたウォーホルがサインを入れて完成したもので、1981年にコロラド州立大学で「アンディー・ウォーホル展」が開催された時に学生達と共同で制作されたもの。世界中に3点しか存在しない晩年の作品。
広い芝生エリアから、美術館の建物を見下ろしているかのよう。
メナッシェ・カディッシュマン Menashe Kadishman 「プロメテウス」1986-87
小野節子 「夢」 2012
宮脇愛子「うつろひ’89 カシオペア」1989
ジャン=ミシェル・オトニエル Jean-Michel Othoniel「KOKORO」2009
正面玄関にあるのだが、作品を越えて入り口に進んで行くと、映り込んだ♡の中に自分がいるように見えると言うにくい演出も。
以前に見たジャン=ミシェル・オトニエル氏の作品は:
六本木ヒルズにもある。その様子は追って。
鈴木康広「日本列島のベンチ」2014/2021
全長約7メートル、スケール30万分の1の日本列島の形をしたベンチ。渋川市は、最北端の宗谷岬と最南端の佐多岬を円で結んだ四島の「ヘソ」であることから、美術館の中心に設置された。ベンチに付けられた高低差は地球の丸さを表現し、ベンチの方位は実際の日本列島と同じ向きに設定されている。床面には、美術館オープン時に植樹され、環境整備の為に切られたモミの木の年輪が、生息していた方位のままに描かれている。アンディ・ウォーホル Andy Warhol「キャンベルズ トマトスープ」1928-1987
高さ約3メートル、直径約2メートルの鋼鉄製で、キャンベル社のトマトスープ缶と当時同じ図柄が描かれている。デンバーの鉄工所でスチール製の大型缶を3つ製造し、コロラド州立大学の芸術学部の学生達がそこに図柄を描き、現地を訪れたウォーホルがサインを入れて完成したもので、1981年にコロラド州立大学で「アンディー・ウォーホル展」が開催された時に学生達と共同で制作されたもの。世界中に3点しか存在しない晩年の作品。
広い芝生エリアから、美術館の建物を見下ろしているかのよう。
メナッシェ・カディッシュマン Menashe Kadishman 「プロメテウス」1986-87
小野節子 「夢」 2012
宮脇愛子「うつろひ’89 カシオペア」1989
以前に見た宮脇愛子氏の作品は:
古郷秀一「限定と無限定」1985
オラファー・エリアソン Olafur Eliasson「SUNSPACE FOR SHIBUKAWA」2009
光を自在に操り楽しめる作品が多いオラファー・エリアソン氏。天空を横断する太陽の軌跡を年間を通して視覚的にとらえる観測所で、方位を綿密に計算して設置されている。ドーム型の装置の内部には、プリズムレンズを通過した太陽光が美しい虹となって映し出されるが、約2週間(節気)ごとに完全な円形を作る。冬は早朝に夏至の頃は日中の遅い時間に円形の虹が現れるのだそう。完成には構想から4年の歳月がかかったもので、日本の美術館での初めての常設展示作品。
太陽が照っていないと見られないので、雲が多かったこの日は無理かなと思っていたのだが、ラッキーなことに、雲間から光が指して来て、虹を見ることが出来た。
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