高松からフェリーで直島に到着。今回是非泊まってみたかったのが、直島のベネッセハウスのオーバルと言うホテル。
ベネッセの福武總一郎氏の依頼で、安藤忠雄氏が全体設計した直島文化村プロジェクト・ベネッセアートサイト直島。丘の上の本館・ミュージアム棟は1992年、宿泊専用棟「オーバル」は1995年、海辺の宿泊専用棟「パーク」「ビーチ」は2006年に開館した。
その本館のベネッセハウスミュージアムを、まずチェックインまでに見学。展示されているアートはもとより、安藤忠雄氏の建物を楽しめる。
車を降りてからもまっすぐ入り口にたどり着くのではなく、一度Uターンをしてからでないと入れない安藤氏の特徴あるエントランス。
うちっぱなしの壁の所に水もないのに雑草が?! 勿論、これもアート作品。
ベネッセの福武總一郎氏の依頼で、安藤忠雄氏が全体設計した直島文化村プロジェクト・ベネッセアートサイト直島。丘の上の本館・ミュージアム棟は1992年、宿泊専用棟「オーバル」は1995年、海辺の宿泊専用棟「パーク」「ビーチ」は2006年に開館した。
その本館のベネッセハウスミュージアムを、まずチェックインまでに見学。展示されているアートはもとより、安藤忠雄氏の建物を楽しめる。
車を降りてからもまっすぐ入り口にたどり着くのではなく、一度Uターンをしてからでないと入れない安藤氏の特徴あるエントランス。
うちっぱなしの壁の所に水もないのに雑草が?! 勿論、これもアート作品。
須田悦弘 「雑草」 2002
須田氏は、ミュージアムのスタッフからの質問に答えるかたちで、作品に気づかないお客様に対しては、「ご案内しても良いし、しなくても良い。その時のスタッフさんの体調にあわせて判断してください」とのこと。現代アートはそもそも、万人がその作品を好きになるというものではない。それと同じで作品に気づく人がいたり、気づかない人がいたりするのは自然なこと、なのだそう。
以前に見た須田氏の作品は:
ブルース・ナウマン Bruce Nauman 「100生きて死ね 100 Live and Die」1984
大竹伸朗 「シップヤードワークス 船底と穴」 1990
建物も何処から行けば何処につながるのか、最初のうちはなかなかわからない。
杉本博司 「Time Esposed」 80年代から90年代に撮られた、さまざまな地域の水平線の写真が屋外に飾られている。
因みに、この杉本氏の作品群のある壁2辺の間のずっと先にある崖にも作品1点がかけてある。遙か遠くで、望遠で見てもあまり良くわからないのだが、あえて風雨にさらすことでどのように変化するかをも見ておられ、崖にあるものは劣化した為に掛け替えて現在3代目。同じくミュージアムにあるこれら屋外作品は未だ掛け替えられずにいるのだそう。
「タイム・エクスポーズト ノルウェー海、ベステローテン諸島」1990
安田侃 「天秘」1996
9メートル四方の立方体のような空間で、壁三面がコンクリートで囲まれ、天井がなく、上部は空に向かって開放された空間に置かれている。安田氏は、この場所を空と垂直につながった空間としてとらえ、「石そのものを見せるのではなく、その上の空間を感じさせ、天とつながるものにする」と考えられた。設置時には作品をクレーンで吊り上げ、設置場所の上方から徐々に下ろしていき、安田氏の指示のもと微妙な位置や向きが調整されたのだそう。
安田侃氏の作品は、東京都庭園美術館や、追って載せるが、東京ミッドタウン、三菱商事社屋前などにある。
リチャード・ロング Richard Long 「瀬戸内海の流木の円 Inland Sea Driftwood Circle」1997
リチャード・ロング Richard Long 「十五夜の石の円 Full Moon Stone Circle」1997
リチャード・ロング Richard Long 「60分歩く 60-Minute Walk」1990
リチャード・ロング Richard Long 「瀬戸内海でのエイヴォン川の泥の環 River Avon Mud Circles By The Inland Sea」1997
奥の方にそっと、安藤氏のこのベネッセハウスミュージアムやオーバルを設計した時のドローイングがある。
未だ作品があるので、その様子は 四国旅行<2> ベネッセミュージアム その2で。
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