ベネッセの敷地内にあるアートサイトを巡ることに。
ベネッセハウスミュージアムから少し下っていくと、色々なアートが点在している。
ジョージ・リッキー George Rickey「三枚の正方形」1972-82
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片瀬和夫 「茶のめ」1987-94
禅僧の仙厓の言葉「これ食ふて茶のめ」にヒントを得た作品。ベネッセハウス下の桟橋(現在は使用中止)から来島した人が最初に出合う作品でもあり、訪れた人へお茶をすすめるという側面もあったのだとか。作品の設置場所として意識されたのは、180度の海が拡がり桟橋を見下ろすことができるというロケーションだけでなく、作品の土台の対角線が桟橋と平行になるように、また土台の一辺が安藤忠雄氏設計のベネッセハウスミュージアム等の建築の一辺の延長線と一致するように、周囲の建築物との関係まで併せて、片瀬氏によって決められたのだそう。
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ウォルター・デ・マリア Walter De Maria 「見えて / 見えず 知って / 知れず Seen / Unseen Known / Unkown」2000
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ホテルから見下ろす半島にも、アートが2つある。
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大竹伸朗 「シップヤード・ワークス 切断された船首」1990
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大竹伸朗 「シップヤード・ワークス 船尾と穴」1990
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ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle「腰掛 Le banc」1989
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ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle「会話 La Conversation」1991
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ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle「猫 Cat」1991 後ろにあるのは、安藤忠雄氏設計のベネッセハウスパークやベネッセハウスショップ、ベネッセテラスレストラン。
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ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle 「らくだ Camel」1991
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ニキ・ド・サンファール Niki de Saint Phalle「象」1991
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大竹伸朗氏のガチャガチャまである😂 ベネッセミュージアムにある「シップヤードワークス 船底と穴」 や、後述するが直島の本村地区の「はいしゃ」や、宮浦地区の「直島銭湯『I♥湯(アイラヴユ)』」のミニチュアが!
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カレル・アペル Karel Appel「かえると猫」1990
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アンソニー・カロ Anthony Caro 「Final Call」1988
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以前に見たアンソニー・カロの作品は:

ダン・グラハム Dan Graham 「平面によって2分割された円筒」1995 
360度の風景を映し込む円形の作品で、背後の山と、手前側に広がる海とが重なって映し出される。
反射ガラス製の壁面は、反射する手前側の風景と、透過する向こう側の風景とを重ね合わせて映し出し、二つの入り口から作品の内側に入ると、周囲の海や山の景色、人の姿と自分自身の姿とが複雑に入り混じる。反射ガラスは両側にあたる光の強さによって反射や透過の度合いが変化する為、季節や天候、太陽の位置が作品の体験に変化を与えるのだそう。
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本当は、ここにあったはず・・・
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これが・・・
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直島のランドマーク的な存在である草間彌生氏の「南瓜」(1994)が、今年の8月9日、台風9号による高波にさらわれ、海に流され破損。南瓜は繊維強化プラスチックでできており、高さは2メートル、幅は2.5メートルという大作で、1994年から瀬戸内海に突き出した桟橋の突堤に常設展示されていて、我々のホテルの部屋の窓から見下ろせるはずだった。。。流された作品は3つに割れ、2つは見つかったが、1つは不明のままだとか。いずれはまた新しい南瓜が展示されるだろうとのことだが💦

この後、地中博物館へ。その様子は<7>で。


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