旧古河庭園のバラが綺麗とのことで行ってみることに。


明治20年代、政治家・陸奥宗光が当地を購入し別宅と、明治38年、宗光の次男・潤吉が古河財閥創業者である古河市兵衛の養子(2代当主)となったため、古河家に所有が移った。当時の建物は現存しない。
1917年(大正6年)5月、西洋館と洋風庭園が竣工。洋館と洋式庭園は、イギリス出身の建築家、ジョサイア・コンドル (他に旧岩崎邸洋館、鹿鳴館、ニコライ堂など) により設計監理された。
1919年(大正8年)に古河財閥の古河虎之助男爵の邸宅として大正8年(1919年)、日本庭園も竣工し、現在の形となった。日本庭園は近代日本庭園の先駆者・京都の庭匠「植治」こと七代目小川治兵衛(他に京都無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園など)により作庭された。
1956年(昭和31年)4月30日に都立旧古河庭園として開園。面積は30,780.86m2。バラ園には、約100種199株のバラ。wikipedia より抜粋。
石造りの洋館は、英国貴族の邸宅にならった古典様式で、天然スレートぶきの煉瓦造り。外壁は安山岩。
バラ達はなるほどとても綺麗で、種類が非常に豊富。バラのネーミングも色々とあって面白い。
●イングリッド・バーグマン
●エグランタイン(マサコ)なる雅子皇后陛下のバラ


●きらり
●サハラ’98はヤマブキ色からオレンジ、そしてピンクに色が変わっていく。


●シャルル・ドゥ・ゴール
●スブニール・ドゥ・アンネフランク


●デザート・ピース(デザートは砂漠の意味)
●ノイバラ
●ピース
●ビッグ・ドリーム
●ブルー・ライト
●ヘルムット・シュミット
●ホワイト・クリスマス
●マリア・カラス
●ミスターリンカーン
●ムーン・シャドウ
●メリナ
●ユキサン
●ヨハネ・パウロ二世
●ライラック・ビューティ
●ラブ
●リオ・サンバ
●愛子内親王に捧げられたロイヤル・プリンセス
●琴音
●春芳
●初恋
●万葉

勿論バラだけでなく、広い日本庭園は回遊できるようになっており、中心には心字池や雪見灯篭がある。


濡鷺型灯籠と言う、笠が分厚くそり(むくり)が無い灯籠なども配置されている。

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