直島と言えばアートの島。ベネッセの福武總一郎氏の依頼で、安藤忠雄氏が全体設計した直島文化村プロジェクト。その安藤忠雄氏の美術館は、建築面積114.43m2の小さい古民家の外観からは想像できない空間が。
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本村地区に残る築約100年の木造民家の内部に、入れ子状に組み込まれたコンクリートボックスは、緩やかな曲面天上で、母屋の木造屋根部分に設けられたトップライトからの光が館内を照らしている。
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安藤氏の活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチ、模型などが展示されている。
大阪府茨木市にある「光の教会」の模型や写真。
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地中美術館の模型。実際の地中美術館の様子は<7>で。
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地中美術館のスケッチ
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南寺のスケッチ(その様子は<9>で)
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李禹煥美術館のスケッチ(その様子は追って)
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ベネッセハウスミュージアムのスケッチ(その様子は<2> <3>で)
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ベネッセハウスオーバルのスケッチ(その様子は<4>で)
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ベネッセハウスパーク・ビーチのスケッチ(その様子は<5>で)
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館内に照明はなく、木造屋根のトップライトや壁面の窓から採り入れた自然光のみなのだが、地下もある。階段を降りて行く。​
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地下には丸い天井の空間が広がる。明かり取りはその天井と壁の間から。
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門を入った所にある庭や壁に細く切り取られた部分は、地下に降りて初めて明かり取りの為だったと、ようやく意味がわかった。壁が細く切り取られて自然光を入れているのは、地中美術館と同様だったし、円錐形の明かり取りはベネッセミュージアムの吹き抜けの所と同様だと、改めて納得。
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安藤忠雄氏曰く、「意図したのは、過去と現代、木とコンクリート、光と闇といった対立する要素が刺激的にぶつかり合いつつ重層する、小さくとも奥行きに富んだ空間だ」と。

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