かつて我々も4~5回食べに行った、NYのグラマシータバーン Gramercy Tavern にもおられたシェフの Mark氏は、ご両親が日本人調理人のお父さんとイタリア(シチリア)系アメリカ人のお母さんで、日本やアメリカを行き来されていたとのこと。
まずは白 Leo Steen Saini Farms Cheni Blanc 1300円、そして赤 BLACKSMITH Cabernet Sauvignon ”C.L.R.T” Napa Valley 1700円を。
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食事は7500円のコースのみ。
里芋のスープは、真昆布と椎茸とドライトマトから取った出汁を使い、乳製品は一切入れていない。上にはハワイの黒い塩と、小豆島のオリーブオイル。横に付いているのは、自家製のじゃがいものフォカッチャ。あまりジャガイモ感は感じられず。後からパン用にと、ハワイの塩が入ったトスカーナのオリーブオイルを出して下さった。
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青森県産アヒポケ。柚子胡椒のソースを添えて。アヒポケとはハワイ料理で、ハワイ語でアヒはマグロ、ポケ(ポキ)は切り身を意味する。右に付いている塩はハワイのモロカイ島の塩。
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自家製マカロニ、自家製ソーセージ、そしてトマトソースはお母さんのレシピとのこと。手打ちのマカロニは、とても弾力があってキュッキュッとした噛み応えが非常に美味。ソーセージにはセージなどのハーブが効いている。
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黒家和牛のサーロインステーキ。ソースはお父さんの秘伝のソースとのこと。付け合わせには、キタアカリのマッシュポテト。ソースはどちらかと言うと照り焼き系。
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柚子バニラアイスクリームに、ポップコーン風のキビ、削ったキャラメル。柚子のシャーベットなら良くあるが、柚子とバニラアイスクリームを合わせてあるのは珍しいかと。案外合う。
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食材の説明やワイン選びやその解説も全て、キッチンから出て Mark 氏が行い、オープンキッチンで作られながらも、カウンターのお客さんと会話されるなど、大忙し。若い女性がふたりおられるのだが、一切キッチンやワインについての説明はされずにサーブのみ。Mark 氏のみならず、おふたりの日本人?とおぼしき女性も日本語も英語も堪能なネイティブで、女性通しでも英語で会話されている。ホスピタリティあふれる Mark 氏がお客さんと話し込むと、誰も調理が出来ないので、どうしても待つことしばし。女性のおひとりでも調理のヘルプとなればまた違って来るのでは?と。

一品一品の材料に拘り丁寧に作っておられると思うのだが、アメリカンとは思えないぐらい、量が少なめ。外国人のお客さんも数人おられたが、日本人の我々でも少なめと思うので、果たして彼らには足りるのだろうかと。

目黒区目黒1-23-14
03-6417-0664
markstokyo.com

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