いちはらアート×ミックス 2020+ 五井エリア(その様子は<3>で)から牛久エリアへ移動。
古い宿場町である牛久には、この芸術祭ののぼりがいくつも立っていた。
古い宿場町である牛久には、この芸術祭ののぼりがいくつも立っていた。
マー・リャン Ma Leonn (中国)「移動写真館」
昭和初期の街頭の紙芝居からインスピレーションを得たとのこと。


我々も横に置いてある衣装を使って移動写真館を体験出来るようになっている。
豊福亮 「牛久名画座」
世界の古今東西の名画の模写で埋め尽くすインスタレーション。20世紀後半の美術史家の E.H.ゴンブリッチ氏の著書「美術の物語」に登場する絵画とのこと。
柳建太郎「KINETIC PLAY」
印西市にある柳氏の工房「アトリエ炎」をそのまま移設。耐熱硝子による超絶技巧の細工品を柳氏ご本人がデモンストレーションされたり、解説して下さった。
ガラスで出来た徳利とおちょこから作っておられる。
この白いものは、網状になっている駿河湾の海洋生物で、中に海老の死骸も入っている。子供の海老は網から逃げられるのだそうだが。その生物を捕らえようとした容器とのこと。
アメリカの国章に描かれている双頭の鷲を、鏡に映すことで示しておられる。国章の鷲は、片手にオリーブの葉、もう一方の手には矢を持つことで平和と戦争を意味しているが、柳氏の作品には花を持たせている。鏡に映す手法は大森暁生氏の作品にも似ているなァと。その様子は こちら
中﨑透「Clothing Fills in the Sky」
牛久商店街で古くから洋品店を営んでおられる安藤夫妻の話を、チャプター1~23までに表現。戦中、高度成長経済期、そして小売りが百貨店に取って代わり、衰退していった現状までを、お店の2階と3階で、建物に残されたものを素材として作品化。
内部は結構ケオティックな感じだが、置かれた物の間の通路が次ぎのチャプターへと誘導していく。
風にたなびく洋服の映像作品も
牛久の商店街の人達がフードブースを出しておられた。


高滝エリアの様子は追って。
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