SMBCグループの「SMBC ART HQ」第1弾として、ミスミグループ創業者の田口弘氏が収集したアートコレクションを展示する「SMBC meets Contemporary Art ~Come take a look!」展。

ハルーン・グン=サリ Haroon Gunn-Salie「Senzenina センゼニナ(われわれが何をしたのか)」2018
1987年南アのケープタウン生まれの白人アーティスト。
2012年に南アのマリカナにあるプラチナ鉱山で、鉱山労働者がストライキを起こし、34名が警察の発砲で射殺された事件があった。裁判記録に残る写真をもとに、座り込んでいた人達の姿を現している。実際には音楽も流れるインスタレーションなのだが、会場の都合で音楽はなく、スペースの都合で彫刻も13人分とのこと。
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グザヴィエ・ヴェイヤン Xavier Veilhan 「Manfredi」2018-2019、「Natasa」2018-2019
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今まで見たヴェイヤン氏の作品は:
 未だ記事アップしていないが、原宿のWITH の3階から原宿駅や神宮を鳥達と見下ろす像もある。

ドナ・ファンカ Donna Huanca 人間の皮膚をテーマにしているアーティスト。
左:「Mami Wata」2017 ファンカ氏が身に着けていた衣服が使われているオブジェ。
右:「HANGISI」2017 パフォーマーの皮膚の写真をプリントしたキャンバスに顔料を載せた作品。
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アリシア・クワデ Alicja Kwade 「Be-Hide (Semicircle) 」2020
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拾った天然石と異なる素材のレプリカによる6個と、5枚の鏡でその間を区切っているだけの構造なのだが、見る角度によっては石の数や石の色が変わるので、これは面白い。
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オスカー・ムリーリョ Oscar Murillo 「Night Shift」2013
キャンバスを床の上に置き、画材のみならず足跡、指紋、埃、土(泥)、ゴミなども付けられている。
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以前に見たオスカー・ムリーリョ氏の作品は:


スーパーフレックス SUPERFLEX 「It is Not the End of The World」2019
3人組のアーティストによる。
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セクンディノ・ヘルナンデス Secundino Hernandez 「Untitled」2016
油彩やガッシュやアクリル絵の具で描いた画面を、高圧ポンプの水で削っている。3メートル×4.5メートルと大きな作品。
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エルムグリーン&ドラッグセット Elmgreen & Dragset 「Human Scale (Loop Pool)」2019
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以前に見たエルムグリーン&ドラッグセットの作品は:


エドワード・ルッシェ Ed Ruscha 「Western」1991
西部劇映画のフィルムに映し出された2つのテント。
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チャード・プリンス Richard Prince 「I'm not Linda」1995
キャンバスにジョークを描く「ジョークペインティング」
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キース・ヘリング Keith Haring 「Untitled May 31」1989
ヘリング氏がエイズと診断された翌年、そして亡くなる1年前に描かれた作品。
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コラクリット・アルナーノンチャイ Korakrit Arunanondchai 「Untitled (Painting with History)」2016
デニムと火を主要素材とする History Painting シリーズ。火をグラフィックで再現した画像が貼り付けられている。4メートル四方近い大きな作品。
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ヴィルヘルム・サスナル Wilhelm Sasnal 「Untitled」2018
この車はサスナル氏自身の車なのだそう。
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以前に見たサスナル氏の作品は:


ホセ・ダヴィラ Jose Davila 「Fragments of Metropolis」2016
ダヴィラ氏はもともとは建築家。
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ジュリアン・オピー Julian Opie 「Shahnoza, pole dancer」2006
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以前に見たジュリアン・オピー氏の作品は:

会場:三井住友銀行東館1F アース・ガーデン
会期:1月25日~2月18日’22