出和絵理氏の「ひかりの輪郭」展。
出和氏は、薄く伸ばした磁土を焼成した白く透けるような素材と、そのひとつひとつを放射線状に接合した、独自のフォルムを特徴とする現代陶芸作家。とても薄くて繊細で、まるで紙か何かで作ったよう。
会場:銀座蔦屋
会期:4月2日~5月8日’22

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出和氏は、薄く伸ばした磁土を焼成した白く透けるような素材と、そのひとつひとつを放射線状に接合した、独自のフォルムを特徴とする現代陶芸作家。とても薄くて繊細で、まるで紙か何かで作ったよう。

昔から、鳥居や鉄塔、灯台など、身近な風景の中のシンボリックな存在の風景を眺めることが好きでした。懐かしさとともにどこか非日常を感じ、ノスタルジックな気分に浸っていました。磁器の触感に惹かれ、光を透過する性質と美に驚き、それらを生かすことによって、現在の作品スタイルが出来上がりました。それは、シンボリックで神秘的なものに惹かれる性と、陶芸という表現媒体とが結びついたかたちです。私がつくり出す風景が、ノスタルジー(過去)を感じさせるものではなく、見たこともない眺め(未来)であれば良いなと思います。出和 絵理
会期:4月2日~5月8日’22

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