天野浩子氏の「見えない景色」展。
私はアトリエで石を削るとき、日の光が当たる明るいところと陰になっている暗いところの境目を見ています。光がもたらす色の変化で形を把握することができるからです。
丸みのある形は積もった雪の起伏から着想を得ており、それが載る立方体には晴れ渡った空の色を塗りました。形と色は記憶と結び付きます。ふくらみのある形と立方体の単純な色が、それぞれの人が記憶している景色を呼び起こすものとなったら嬉しいです。天野 浩子
会場:東京ガーデンテラス紀尾井町
会期:3月22日~5月19日’22
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