ウクライナ戦争下、何ができるかを考えてこの展覧会が開催されたとのこと。参加アーティストは、中原正夫、奈良美智、ミヤギフトシ、村瀬恭子、志賀理江子、小林エリカ、橋爪悠也、東松照明 各氏。売り上げの一部は、赤十字等の慈善活動団体へと寄付されるとのこと。

奈良美智 制作活動を始めた80年代から反戦、反核、愛、平和などを作品にして来られた。
「World Peace」2022
なら3

「WP」2022
なら2

「Love or Nuclear」2022
なら1

ミヤギフトシ セクシャリティや出身地の沖縄をテーマにしておられる。
「Banner (from the Teahouse of the August Moon)」2013
ミヤギフトシ

「What Lies, from the series Songs for the Forgotten」2008
ミヤギフトシ2

橋爪悠也  誰も想像できないような未来は存在しているのか、あるとしたらどのようなストーリーがあり得るのか、と。
「鳩は平和の象徴 -evewater animal ver. Dove」2022
橋爪悠也

志賀理江子 人間の身体やそこから生じる感覚の根源的な鋭さや尊さを伝えておられる。
「from the series "CANARY"」2020
志賀理江子

小林エリカ  幼少期に出会ったアンネ・フランクの「私の今の希望は死んでからもなお生き続けること」という一節の意味を問い続けた末に作家を志したのだそう。
「ねずみたち」2021
小林エリカ

村瀬恭子 描く世界は、常に村瀬氏の身体の感覚に基づいているのだそう。
「Ribbon」2013
村瀬恭子1

「Searching」2012
村瀬恭子2


中原正夫 ドイツで制作活動をされており、ロシアのウクライナ侵略前後に描かれた新作。
左上「We share sorrow and grief」2022、右上「Woman's Head」2022、下「Man's Head」2022
中原正夫

「In the city with a river」2021
中原正夫2

「In the night landscape ( I )」2021-2022
中原正夫3

東松照明 15歳で第二次世界大戦の終戦を迎え、1950年代半ばから写真家として活動をされている。
「Okinawa」1983/2008
東松照明

会場:Yutaka Kikutake Gallery
会期:4月23日~5月28日’22

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