ブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏(1961年大阪生まれ)の「人魚の領土―旗と内臓」展。
《人魚の領土》は、2004年から一貫したブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏のテーマで、人魚は死者の世界である海と陸との狭間で荒波に抗う存在とした。「人魚は脱皮するかもしれない」と考え、2019年の《人魚の領土と脱皮》では脱皮後に残される大きな「人魚の皮」を金網で作り、領土=身体 の様々な記憶が染み込んだウロコは人魚の身体を離れ、連なる旗となって上空に延びて、それが地上の呪縛から解き放たれる私たち自身への祝福の光景だと。
会場:OTA FINE ARTS
会期:4月9日~5月28日’22
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