ヴァンジ彫刻庭園美術館の常設展。ちょうどクレマチスが綺麗だった。その様子や企画展の様子は:

入口には、草間彌生氏の「明日咲く花」
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世界初のジュリアーノ・ヴァンジ個人美術館。屋内外併せて140点の作品が収蔵されている。
ヴァンジ氏は、フィレンツェで彫刻の基礎を学び、現在もフィレンツェ在住。人間の内面を表現したいと、具象と抽象が混ざり合う作品を制作。英雄などではなく、一般の人をモチーフとしている。
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手で触れる地図として、クレマチスの丘や美術館全体の地図と、美術館の地図を見て触ることが出来る。
本田篤「ヴァンジ彫刻庭園美術館 さわる地図」2020

本田篤 触知図(館内図)2021

ジュリアーノ・ヴァンジ氏作品は、彫刻の森美術館で見て以来となる。



「層になった木を眺める人物」1993
イタリアで展示した際には、穴からフィレンツェの町並みや教会が見えるように配置されたのだそう。
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「竹林の中の男 」1994
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「壁をよじ登る男」1970
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「立っている男」2001 ガラスに顔をべたっと付けているのが面白い。後ろの方にも作品がある。庭側から見られる。
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お尻を向けている作品を中庭側から見ると…
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実はこんな所から見下ろしていた。
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「カテリーナ 3」2006
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「顔に手をやる女」1994
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「くつろぐ男」1993
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「後ろ手に立つ人物」1994
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「大きな人物像」1994 見る角度によって印象が異なる。
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建物の奥にある庭の屋外作品は:
「水を着る女」1994
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「プリマヴェーラ」2009
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「天の階段」1994 鑑賞者が作品の中に入り(階段を降りて)体験する作品。暴力によって虐げられた人々の苦悩の表情の彫刻があり、その横には男女の姿。暴力から抜け出した先にある希望を表現したのだそう。
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屋内の作品は<2>で。

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