以前ランチをいただいて良かったので、9500円のディナーに。
発砲性の日本酒と共に。
マイクロトマト、トウモロコシ、じゅんさいなど梅味が上に乗った冷たい茶碗蒸し。
あこう(キジハタ)、素麺状のかぼちゃ、冬瓜、秋田のじゅんさいのお椀物。非常にあっさり。
お刺し身 左から藁焼きのまな鰹、イカ、とりがい、北海道のサーモン、サメガレイの縁側。
中央にあるのは岩塩で、右側のスポイトに入ったスダチ酢を岩塩の上に出して、左から3種類を食べるように。左側のスポイトに入ったものは、わさびのエキスで、右端の泡状になったお醤油と共に、右側2種類のお刺し身を食べるようにと。鰹の横にあるものは、九条ネギと生姜をミキサーにかけたもの。以前に来た時は泡状のお醤油はあったが、スポイトと言うのは初めて。

八寸は、長い塗台で。
左の小鉢は、鶏肉を真空で100度で調理したもの。中央のお皿には、揚げたての海老、スイカに見立てた小さなメロンにタラコのゼリーを入れた物、焼き鰯のお寿司、モッツアレラチーズの卵味噌、枝豆、鯛の子と鯛のゼリー寄せ。
右の小鉢は、しいたけと海ぶどう。

塩漬けした金目鯛に高野豆腐の衣をつけたもの。イカスミで黒くしたジャガイモの千切りが乗り、トリュフ塩がかかる。高野豆腐の衣は初めてだったが面白い。
鮎を130度で5時間油で煮て、230度で焼いたもの。たでのソースもかかるが、手前の白いものはバジル風味のチーズで、塩味が薄いので、このチーズがアクセントとなる。
低温の油で煮るのはフレンチなどのコンフィと同じかと思うのだが、それを更に上からプレスして焼く必要があるのかどうか。硬いだけでフレンチレストランで以前に食べた鮎のコンフィの方が好きだったかなと。生麩に牛肉とゴボウのしぐれ煮を詰めて蒸したもの。確かに美味しいが、お味としてはサプライズはなく、これが最後のメインになるにはちょっと弱い印象かも。
釜で炊いたトウモロコシ御飯。塩味の薄いベーコンも入る。
ぬか漬けが美味しかった。
抹茶ムースには、黒いケシの実が散らしてあった。
金目鯛までは徐々に盛り上がっていったが、鮎や牛肉とゴボウの2品で尻すぼみ感かと。
2010年版から昨年版までミシュランの2つ星をつけていたのだが、いきなり今年から星が減らされたりするだけでなく、載らなくなってしまった理由は?と勘ぐってしまった。。。
前回食べた時の様子は こちら
豊中市桜の町7-10-7 オスカービル2F
06-6845-3987
www.sakurae.com/
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