新潟の十日町を中心としたエリアで、3年に一度開かれるトリエンナーレの「越後妻有(えちごつまり)大地の芸術祭」が開催されているので、2泊3日で行ってみることに。本来は昨年開催予定だったが、コロナで今年に延期された。(芸術祭の様子は追って別記事で)
関越道で進んでいくと、谷川岳が見えて来た。今年は特に暑いと思うのだが、標高1977メートルでも未だ雪が残っていた!
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人口5万人の都市では世界で一番豪雪地帯の十日町。名物のかまぼこ型の倉庫や車庫や、独特の屋根の形などの家並みが続く。
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JR飯山線・北越急行ほくほく線十日町駅前の西口は、とても静かなのだが、色々な彫刻が多数! 駅前に通じる広い通りの両側にも、いくつもの彫刻があった。(西口の彫刻は別記事で)
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豪雪地帯ではあるが、雪まつりなども行われ、花火が挙げられたりもするのだそうで、正三尺玉が展示してあった。
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「幸せを呼ぶ傘つるし雛」があった。重さ約350キロ、全長約10メートルのもので、108種類の縁起物飾りが吊り下げられているとのこと。
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節黒城跡展望台へ 標高365メートルに位置する。南北朝時代の正平7年(1352年)に築城、新田一族の拠点になったと伝えられ、その際、急いで築かれたため砦の木が素材のままで、節が黒々と残っていたことから「節黒(ふしくろ)城」と名付けられたとのこと。
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展望台からは、十日町、越後三山などが望める。越後三山とは、八海山(1778メートル)、越後駒ヶ岳(2003メートル、魚沼駒ヶ岳とも呼ぶ)、中ノ岳 (2085メートル)の総称。
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清津峡へ。
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清津峡は、富山県の黒部峡谷と三重県の大杉谷と共に、日本三大峡谷のひとつで、上信越高原国立公園内にある。峡谷は12キロに及ぶ。かつては海の底にあり、ホホジロザメの仲間であるカルカロドンなるムカシオオホオジロザメの歯の化石が見つかっている。今見られる柱状節理は、約260万年前頃から隆起し浸食により沈下して谷となったもの。清津川は、新潟・群馬県境の白砂山を水源としている。清津川沿いに険しい登山道があったが、昭和63年(1988年)に発生した落石死亡事故により、通行止めに。そこで歩道トンネル750メートルが平成8年(1996年)に建設された。カモシカやツキノワグマなどもいるが、夏にはトンネル内が涼しいのでアオダイショウが現れることもあるとか!
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トンネルの一番奥からの眺め。柱状節理がとても綺麗。
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清津峡湯元温泉の清津館へ。
ここの温泉のうりは何と言っても、渓谷沿いの貸し切り露天風呂。
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ヒグラシやウグイスの鳴き声を聞きながらの露天風呂は非常に気持ちが良い。左側の温泉は49度(蛇口温度45度)の薬師の湯の源泉で、右側の温泉は39度(蛇口温度38度)の小出二号源泉となっており、温度差があるので、混ざるようにもなっている。アルカリ性の単純硫黄泉で、ぬるぬるするぐらい。
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宿の屋内のお風呂。
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夕食を。まずは秘湯ビールなるものを。・・・これはリピートはもう良いかな。宿に着いてから知ったのだが、なんとこのお宿は「日本秘湯を守る会」の温泉宿だった💦 昔は、その会に属する秘湯巡りのスタンプラリーなどをしたものだが、、、
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飲み比べセットは、好みのものが選べる。3種類800円とお安い! 6種類をいただくことに。
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ピンクの器:山うど、黄色:コゴミと蕨、青色:ぜんまい、ガラス:蕗の薹のつぼみのみ
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ニジマスと鯉のお刺身。ホタテもあるが必要かなぁ。。。
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ヤマメの塩焼き
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茸のホイル焼き、タマネギがトロトロになっていて美味しかった。
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翌日も、色々なアートに触れつつ、松之山温泉へ。その様子は追って。

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