7月に観賞しに来た大地の芸術祭だが、十日町、松代、松之山、川西、津南、中里の6つのエリアがあり、各地にあるアート作品の4割程度しか見られなかったので、再訪。
前回に見たMonETの様子は:

前回では見られなかったものを。
T420 中谷芙二子「霧神楽」 霧を使った霧の「彫刻」
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レアンドロ・エルリッヒ氏の作品の上に霧が立ちこめる。
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クワクボリョウタ「エントロピア」 7月30日~9月4日までの期間限定公開。修学旅行生によって破壊された作品の残骸を見た作者のクワクボリョウタ氏が、バラバラに壊された作品を片付けながら「物が散乱する様子にはある種の美しさがある。(中略)この作品では乱雑に置かれた鏡の破片が、なぜか秩序だったモザイク模様を映し出す。それによって、一度は失われた秩序が、再び並べ直されることで新しい秩序を形作る、そのような状況を現出しようと試みた。」と。
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MonETシアターでは、記録映像編が上映されていた。
蔡國強(ツァイ・グォチャン)「蓬莱山」
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以前に見た蔡國強(ツァイ・グォチャン)氏の作品は:

クリスチャン・ボルタンスキー「No Man's Land」
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以前に見たボルタンスキー氏の作品は:


レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest : 空の池」
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以前に見たレアンドロ・エルリッヒ氏の作品は:




T438 高野文彰展 追悼メモリアル企画。高野氏は昨年亡くなられたとのこと。
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T421 淺井裕介「physis」 70メートルにも及ぶ巨大な作品。前回訪れた時は未だ制作中で足場に覆いがかかっていたので見られなかったのだが、なかなかの迫力。
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上に立てる観覧の場所もある。
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細かい模様もあるのが良い。
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以前に見た淺井裕介氏の作品は多数あるので、そのリストは こちら
この制作に携わったボランティアの方々が、「おもてなし」として、採れたお野菜を無料で配って下さっていた。未だ2泊3日するのでと申し上げたのだが、お漬物にでも何でも出来るからと持たせて下さった。3日後に食べてもとても新鮮だった!
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T384 日比野克彦「喫茶TURN」 地元のかまぼこ型倉庫の内部の喫茶店。
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高い位置からぽたぽたとお水が落ちて来ていて、その下には苔が置かれていた。
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今期から東京藝術大学の学長になられた日比野克彦氏。以前に「あいちトリエンナーレ」のレセプションで気軽に写真を撮らせてもらっていたが💦 


T385 ひびのこづえ「10th DAY MARKET」 グッズなども販売している。
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T390 高橋匡太「光り織」 越後妻有文化ホールにある約110メートルの庇を彩る作品なのだが、夜にならないと見られないのは残念💦
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T387 ジョゼ・デ・ギマランイス(ポルトガル)「SNOW OF SPRING」 直島でもそうだったが、この越後妻有でも各所に作品がある。文化ホールの緞帳は迫力。
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T388 ジョゼ・デ・ギマランイス(ポルトガル)「THE BIRTH OF SPRING」 雪解けをテーマにしているとのこと。これも夜になるとライトが点く。
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以前に見たギマランイス氏の作品のリストは こちら

T422 富田紀子「琴線」 現役で動かしている織機と、それを題材にしたインスタレーションが並んでいる。
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現役で動いている織機。
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テグスが周りの光を反射して綺麗だった。
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