名和晃平氏の「生成する表皮(Generative Interface)」展が十和田市現代美術館で開催されている。
「Biomatrix (W)」2022
水槽に高い粘度のシリコーンオイルが注がれていて、底から空気が次々と押し出されることで、気泡が沸き起こって来る。シリコーンオイルをパール加工しており、自然に正方形の膜を作るのだそう。
「Esquisse」2000
大学院在学時に制作されたドローイングシリーズ。画用紙、半紙、コピー紙などによって水彩絵の具や鉛筆の粉は広がったり染み込んだりする。
麻のキャンバスを床に置き、上から粘り気のある絵の具をひとつひとつ垂らして描かれた「White Code」シリーズ。
「PixCell-Deer #52」2018
常設展の作品。Pixel(画素)と Cell(細胞、粒、器)を表す、名和氏による造語。鹿の剥製の表面を、大小の透明な球体が覆っている。
今まで見た名和晃平氏の作品は多数あるので、そのリストは
こちら
会場:十和田市現代美術館
会期:6月18日~11月20日’22
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