「弘前ねぷた300年 これまでの300年、これからの300年」展をやっていた。
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ねぷたは、労働の妨げとなる眠気を追い払う「眠り流し」に起源があると考えられ、約300年前に灯籠祭の形式が整い、ねぷたの形は、角形の灯籠が中心だったが、約200年前に人形ねぷたが現れ、明治中期以降に制作費が安価ということで扇ねぷたが現れた。文献に「祢ふた」という表記があってから、ちょうど今年で300年だが、「眠り流し」だったことから、七日目には流してしまうこともあり、古いものの残存数が少ない。

「青森ねぶた」は人形ねぷたであり、「弘前ねぷた」は扇ねぷたが中心となっている。人形ねぷたや扇ねぷたの製作費は、目安として人形ねぷたは400~500万円、扇ねぷたは50万円程度。青森ではその製作費を、企業からの協賛や企業が運行団体になることで解決させたが、弘前は町会単位で運行していたため、安価な扇ねぷたが増えていったとのこと。青森のねぶたの家で見た人形ねぷたの様子は:


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青森の人形ねぷたも見て来たので、比較が出来て面白かった。

会期:7月23日~9月25日’22

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