弘前市内には、由緒ある古い建物がたくさんあり、弘前市発行の建物巡りのパンフレットには38カ所も載っていたが、時間の関係上全然廻りきれないぐらい。
旧弘前市立図書館 堀江佐吉氏設計。明治39年(1906年)竣工。ルネサンス様式を基調としつつ、寺院建築に見られる和風様式を取り入れている。
手前の建物が、現在の図書館。
旧第八師団長官舎(弘前市長公舎)
登録有形文化財の建物が、今はスターバックスに! 津軽藩のお抱え大工の堀江家五代目である堀江佐吉氏は、多数の洋風建築を手掛けた人。彼の長男である堀江彦三郎氏設計の大正時代の洋風高級住宅。
旧東奥義塾外人教師館 堀江佐吉氏設計。リンゴの紹介者でもあったアメリカ人のJ.イング氏(1840~1920)が家族と共に5年間滞在。
青森銀行記念館 重要文化財。堀江佐吉氏設計。木造2階建てのルネサンス風建築で、柱には青森県産のけやきを、建具は青森県産のひばを使用。総工費は約67000円で、同時期の建築に比べると極端に高額。和洋折衷手法で、堀江佐吉氏の最高傑作と言われる。明治37年(1904年)竣工。
屋根には、飾られたバラストレード(装飾欄干)があるが、景観のみならず、屋根雪が滑り落ちるのを防ぐ役割もある。
桁行で約19メートル、梁間で約14.5メートルの空間に、ワニス塗りの一枚板の青森県産けやきのカウンターが現存。壁は白漆喰。天上はクロス張り。
一階頭取室、2階会議室、小会議室の格天井には、アカンサスの葉をモチーフにした金唐革紙が使われている。現在、金唐皮紙は、重要文化財の小樽の旧日本郵船小樽支店、同じく重要文化財の旧岩崎家住宅など数カ所にしか残っていない。
建築時の金唐皮紙 鷲に金属箔を貼り、版木で型をつけて色彩を施し製作される擬皮紙。最高級の壁紙として、皇居や離宮などにも使用されていた。
装飾塔の屋根飾りの先端に「相輪の請花」が飾られている。大棟の両端に2基、角家の棟端に一基あり、アカンサスの葉をあしらったデザインとなっている。
三上ビル(旧弘前無尽社屋)登録有形文化財。東北でも初期の鉄筋コンクリート造。昭和2年建築。
旧一戸時計店 明治32年建築 円錐屋根の時計台は、開業当初から。
日本基督教団弘前教会 桜庭駒五郎氏の設計。
日本聖公会弘前昇天教会 ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー James McDonald Gardiner 設計、1920年(大正9年)竣工。
色々と見たものの、未だ全然見尽くせていない弘前の歴史的建造物だが、そのミニチュア建造物が展示してある所などにも行った。画像数が多いので、追って。

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旧弘前市立図書館 堀江佐吉氏設計。明治39年(1906年)竣工。ルネサンス様式を基調としつつ、寺院建築に見られる和風様式を取り入れている。
手前の建物が、現在の図書館。
旧第八師団長官舎(弘前市長公舎)
登録有形文化財の建物が、今はスターバックスに! 津軽藩のお抱え大工の堀江家五代目である堀江佐吉氏は、多数の洋風建築を手掛けた人。彼の長男である堀江彦三郎氏設計の大正時代の洋風高級住宅。
旧東奥義塾外人教師館 堀江佐吉氏設計。リンゴの紹介者でもあったアメリカ人のJ.イング氏(1840~1920)が家族と共に5年間滞在。
青森銀行記念館 重要文化財。堀江佐吉氏設計。木造2階建てのルネサンス風建築で、柱には青森県産のけやきを、建具は青森県産のひばを使用。総工費は約67000円で、同時期の建築に比べると極端に高額。和洋折衷手法で、堀江佐吉氏の最高傑作と言われる。明治37年(1904年)竣工。
屋根には、飾られたバラストレード(装飾欄干)があるが、景観のみならず、屋根雪が滑り落ちるのを防ぐ役割もある。
桁行で約19メートル、梁間で約14.5メートルの空間に、ワニス塗りの一枚板の青森県産けやきのカウンターが現存。壁は白漆喰。天上はクロス張り。
一階頭取室、2階会議室、小会議室の格天井には、アカンサスの葉をモチーフにした金唐革紙が使われている。現在、金唐皮紙は、重要文化財の小樽の旧日本郵船小樽支店、同じく重要文化財の旧岩崎家住宅など数カ所にしか残っていない。
建築時の金唐皮紙 鷲に金属箔を貼り、版木で型をつけて色彩を施し製作される擬皮紙。最高級の壁紙として、皇居や離宮などにも使用されていた。
装飾塔の屋根飾りの先端に「相輪の請花」が飾られている。大棟の両端に2基、角家の棟端に一基あり、アカンサスの葉をあしらったデザインとなっている。
三上ビル(旧弘前無尽社屋)登録有形文化財。東北でも初期の鉄筋コンクリート造。昭和2年建築。
旧一戸時計店 明治32年建築 円錐屋根の時計台は、開業当初から。
日本基督教団弘前教会 桜庭駒五郎氏の設計。
日本聖公会弘前昇天教会 ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー James McDonald Gardiner 設計、1920年(大正9年)竣工。
色々と見たものの、未だ全然見尽くせていない弘前の歴史的建造物だが、そのミニチュア建造物が展示してある所などにも行った。画像数が多いので、追って。

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