意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊 / Expanding Three-Dimensional Existence in Transforming Space - Free Floating, Flattenin 3 Colors and Blurred 9 Colors
大きな球体は浮いている物や沈んでいる物などで自由に動き、下の部分のスイッチを押すと色が変わる。


衝撃を受けた球体を中心として球状に光が広がって行き、ひとつの立体的な存在にもなると言える。光だからこそ発色できる曖昧な9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、空間を平面化する3色(青、赤、緑)の計12色に変化していくのだそう。


Floating in the Falling Universe of Flowers
最後は、床が鏡となった円形のドームに360度映し出される花々を見る。


ドーム状の天井や壁に映し出された花々は、鏡になっている床にも映る為、床に座ったり寝転ぶと、花々に抱かれて自分が浮いているような、不思議な感覚になる。
アプリを操作すると、蝶々が出て来てくれ、この作品もコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、予め記録された映像を再生しているわけではなく、2度と同じものはない。




絶えず花々が流れるように動いて行くので、乗り物酔いなどしやすい私は、見終わった後も空間把握がうまくいかなかったぐらい。
コメント