二期会創立70周年記念公演 ジュネーヴ大劇場との共同制作である東京二期会オペラ劇場プッチーニ「トゥーランドット」の新制作。イングリッシュ・ナショナル・オペラの前支配人のダニエル・クレーマーが演出、チームラボがセノグラフィー(空間美術演出)を手掛けている。構想には5年かかり、昨年6月にスイスのジュネーブ大劇場で初演。(舞台画像残り2枚以外はHPなどにあるジュネーブ大劇場で演じられたもの、最後2枚は今回の日本公演のもの)
指揮:ディエゴ・マテウス
演出:ダニエル・クレーマー
セノグラフィー、デジタル&ライトアート:チームラボ
ステージデザイン:チームラボアーキテクツ
衣裳デザイン:中野希美江
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
トゥーランドット姫:田崎尚美
皇帝アルトゥム:牧川修一
ティムール:ジョン ハオ
王子カラフ:樋口達哉
リュー:竹多倫子
大臣ピン:小林啓倫
大臣パン:児玉和弘
大臣ポン:新海康仁
役人:増原英也
合唱:二期会合唱団
回転する2つの側面で構成されており、女性合唱は上段で白い衣装にシルエットで、男声合唱は下段で黒い衣装となっている。
反対側は、鏡の反射や透明アクリルなどによる三角形で、とても面白い演出になっている。
光が天井や観客席の方にも来るので、没入型の観賞を真骨頂としているチームラボらしく、一体感がある。画像では、舞台正面の様子しかないが、実際には光線がとても立体的。ただ、舞台正面奥のライト6つは、合唱や他の人が大きく動くとどうしても振動してしまい、天井などに映すライトもやや揺れてしまうのが勿体ないなと。
個人的に私が気に入ったのは、女性の合唱の演出。白い装束なのだが、ストーリーの展開によっては、その合唱の人達が右に左に移動し、前列の人が手のひらを曇らせたアクリル?につけて陰影を出しているところ。
三幕目のピン・ポン・パンの3人の場面の背景だけは大きな一枚映像に。
この三角形の装置が秀逸。鏡で内部の床や側面を立体的に映し出し、中央の四角には透明なアクリル板が2枚渡してあるので、そこでの演技は浮いているように見える。


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指揮:ディエゴ・マテウス
演出:ダニエル・クレーマー
セノグラフィー、デジタル&ライトアート:チームラボ
ステージデザイン:チームラボアーキテクツ
衣裳デザイン:中野希美江
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
トゥーランドット姫:田崎尚美
皇帝アルトゥム:牧川修一
ティムール:ジョン ハオ
王子カラフ:樋口達哉
リュー:竹多倫子
大臣ピン:小林啓倫
大臣パン:児玉和弘
大臣ポン:新海康仁
役人:増原英也
合唱:二期会合唱団
回転する2つの側面で構成されており、女性合唱は上段で白い衣装にシルエットで、男声合唱は下段で黒い衣装となっている。
反対側は、鏡の反射や透明アクリルなどによる三角形で、とても面白い演出になっている。
光が天井や観客席の方にも来るので、没入型の観賞を真骨頂としているチームラボらしく、一体感がある。画像では、舞台正面の様子しかないが、実際には光線がとても立体的。ただ、舞台正面奥のライト6つは、合唱や他の人が大きく動くとどうしても振動してしまい、天井などに映すライトもやや揺れてしまうのが勿体ないなと。
個人的に私が気に入ったのは、女性の合唱の演出。白い装束なのだが、ストーリーの展開によっては、その合唱の人達が右に左に移動し、前列の人が手のひらを曇らせたアクリル?につけて陰影を出しているところ。
三幕目のピン・ポン・パンの3人の場面の背景だけは大きな一枚映像に。
この三角形の装置が秀逸。鏡で内部の床や側面を立体的に映し出し、中央の四角には透明なアクリル板が2枚渡してあるので、そこでの演技は浮いているように見える。
捕らわれたリュー達が登場する場面は、上から吊り下げられたアクリル板の直方体からなのだが、ワイヤーで吊られているので、少しながらもゆらゆらしていて、酔わないかなと心配になる😂 リューらが自害する際も、アクリル板に手をつけながらの印象的なシーンとなる。
「トゥーランドット」はプッチーニが最後に手がけたオペラで、1924年に3幕の後半部分のリューが自害するところまでしかプッチーニは作れずに喉頭癌で他界。その後友人のアルファーノが二重唱などを加筆して完結させたという二人の作曲家による珍しいオペラ。今回は一般的に利用されるアルファーノ版ではなく、イタリアの現代作曲家のルチアーノ・ベリオが補作したヴァージョン。馴染みの壮大なフィナーレとはかなり違う為か、終わったとたんに拍手と通常なるところ、観客もこれで終わった?と戸惑ったかのように、しばし間があっての拍手となった。
今回見ることが出来た田崎尚美さんと樋口達哉さん。樋口達哉さんは特に身体は大きくないが、お二方とも素晴らしい声を聞かせてくれていた。ただ、終盤に盛り上がってオーケストラも力の入るあたりでの、三角形の舞台装置の中からの歌唱となると、舞台の前の部分で歌っておられた時よりも声量が小さくなってしまったのが勿体なかったなと。
今回見ることが出来た田崎尚美さんと樋口達哉さん。樋口達哉さんは特に身体は大きくないが、お二方とも素晴らしい声を聞かせてくれていた。ただ、終盤に盛り上がってオーケストラも力の入るあたりでの、三角形の舞台装置の中からの歌唱となると、舞台の前の部分で歌っておられた時よりも声量が小さくなってしまったのが勿体なかったなと。
微妙に揺れるケースの中でのリュー役の竹多倫子さんがとても良かった。

「トゥーランドット」は、2007年にNYのメトロポリタン歌劇でスウェーデン人のエリカ・スンネゴード Erika Sunnegardh によるトゥーランドットを、そして、2012年に名古屋でウクライナ国立歌劇場オデッサ・オペラ(演奏もウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団)でMETでも良く見たウクライナ人のマリア・グレギーナ(ゲルギーナ)Maria Guleghina のトゥーランドットを見て以来。
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