丹下健三氏設計の草月会館の、イサム・ノグチ氏作庭の石庭「天国」に於いて、英国人現代美術作家ケリス・ウィン・エヴァンス Cerith Wyn Evans 氏の個展が開催されている。2018年に同じ場所で開催された個展の第二章とのこと。

床から天井までの光の柱作品と松の木、クリスタルガラス製のフルートが自動演奏される立体作品、そして、吉川一義氏によるマルセル・プルースト「失われた時を求めて」第四篇「ソドムとゴモラ」(1921/22 年)の日本語訳を基にした、大型ネオン作品「F=O=U=N=T=A=I=N」(2020 年)からなる。
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光の柱が点いたり消えたりするだけでなく、浮かび上がる文字の色も白色だけでなく、部分的に黄色だったり青色だったり。
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下から登っていくと・・・
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高橋是清翁記念公園の緑や、赤坂御所の緑を背景に、ガラスに光柱が映って、また景色が変わるのも面白い。
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(動画からは音が聞こえにくいが)
37 本のクリスタルガラス製のフルートとコンプレッサーで構成される、自動演奏作品「Composition for 37 flutes」(2018 年)

会場:草月会館
会期:4月1日~4月29日'23

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