隈研吾氏の設計により瑞聖寺の庫裡が再建された。2018年竣工。瑞聖寺は、隠元和尚によって、中国より江戸時代に伝えられた禅宗の一派で、黄檗宗の東京の中心寺院。
重要文化財に指定されている大雄宝殿から延びる軸線の南側に、コの字型の一辺が開かれた回廊空間を設け、コの字型の中庭は水盤としてデザインされ、その中央に水に浮くようにプラットフォームが配されている。