東急(東京急行電鉄)を創設した実業家五島慶太氏の美術コレクションを保存展示するため、五島氏が没した翌年の1960年(昭和35年)に、東急を中心に、京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)の出資により開館した美術館。

所蔵品は日本・東洋の古美術を中心に国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件。屋内は撮影禁止の為、作品の画像はHPから。
IMG_4049
IMG_4045

上村松園「上臈の図」
上村松園「上臈の図」

上村松園「月下佳人」
上村松園「月下佳人」

横山大観「達磨」

横山大観「達磨」
下村観山「臨済」(部分)
下村観山「臨済」(部分)

松岡映丘「祭の使」
松岡映丘「祭の使」

伊藤小坡「虫売」
伊藤小坡「虫売」.jpg

川合玉堂「焚火」
川合玉堂「焚火」

川端龍子「武将拝朝図」
川端龍子「武将拝朝図」-001

棟方志功「文殊菩薩の柵」
棟方志功「文殊菩薩の柵」

唯一の常設である重要文化財指定の木造愛染明王坐像
104297757_3003452546389994_6142085681670002154_n

土地は、台湾総督や逓信大臣などを務めた田健治郎氏の旧宅で、庭園内の茶室はその一部だった。美術館の敷地は、五島邸の敷地の一部が提供され、敷地は庭園を含めて約6000坪。庭は斜面をも含み、高低差は約35メートル。
天祐庵門
IMG_4019天祐庵門

稲荷丸古墳 周囲には、稲荷丸北遺跡(サッカーコートおよそ3面分ほど)が点在している。
稲荷丸古墳は径約20メートル、高さ約2メートルで、上面は削平されており、野毛古墳群の中で最も西に築かれた古墳(円墳)で、5~6世紀に築かれたものと推定されているとのこと。
IMG_4042

茶室がいくつもある。
IMG_4043

IMG_4023

IMG_4026
見晴台庭園からは、お天気が良ければ富士山が見えるとのこと。
姿は見えなかったが、ウグイスが鳴いていた。

瓢箪池
IMG_4031-001

赤門
IMG_4033

IMG_4037

春山荘門
IMG_4038

IMG_4040

真横を東急大井町線が走っている。
IMG_4053

会場:五島美術館
会期:5月13日~6月18日’23

にほんブログ村 美術ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 美術ブログ 美術鑑賞・評論へ
にほんブログ村