天王洲の寺田倉庫株式会社本社ビルの壁面にある、利根山光人(とねやまこうじん) 氏の「いしぶみ “ISHI-BUMI”」1966。横10メートル超、縦3.5メートル。

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利根山光人氏曰く、
「中米密林の中に繁栄したマヤ文明は正確無比な暦を案出し、文字をもち、数字をもち、ゼロの概念までもっていた。時間に対してマヤほど関心をもった民族はいないといわれる。神殿の壁やステラ(石柱)には記念すべき日時や怪奇な神像が刻まれ謎の記号と表像にみちている。めくるめく太陽、ひろがる虚空、聴明な石の造型、マヤは苛酷な風さの中でとうもろこしの豊色を雨神チャックに乞いねがった。モザイク壁画は秘められた古代マヤ幻想、マヤへのオマーシュである。壁画が天王州の空間に、マヤの神々とともに生を得たことは、天恵の喜びである。」

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