1974年竣工。15階建ての建物は、飯倉の交差点に要塞のように建っている。
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下層部に赤レンガ、上層部の円筒部のタワーに硫酸銅を用いている。
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入口の階段はスウェーデン産の赤御影石、壁面はフランス産の黒御影石。
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入り口部分のイメージが、白井氏が設計された松濤美術館に似ているなと:


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レンガ部分にある像は、「ノア地蔵」と呼ばれているそうで、この地蔵は一度ビルのオーナーさんによって壊されたが、白井氏が抗議し新聞にも載せた事で、元の姿に戻されたのだとか。
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顔には「N」と刻まれ、首の部分には「NOA SUM SALVATRIX」=「NOAそれは救済者である」と刻まれているらしい。
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窓の少ない内部空間となっている為、建物内の暗さが気になったビルのオーナーさんが煉瓦の部分に窓を作ってしまい、白井氏は「言語道断」と激怒したのだとか。
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