コロナ禍前の2019年に初めてみた大鳥神社例大祭。今年は4年ぶりに通常通りとなった。
4年前の様子は:


2週間前ぐらいから、界隈には提灯が付けられる。
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大鳥神社は、大同元年(806年)に社殿が完成したという。この年を大鳥神社では創建の年としており、これは目黒区最古。江戸図における最古のものとされている室町時代の長禄の江戸図には「鳥明神」として描かれており、当時の江戸図には9つの神社しか描かれていないため、大鳥神社は江戸九社のひとつとして知られている。現在の社殿は昭和37年(1962年)に完成したもの。
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昔は5月と9月に行われていたお祭りだが、宝永元年(1704年)に社殿の造営を祝い、竣工の9月を例大祭と定め、それ以来の約300年間は毎年9月9日(重陽の節句)に行うようになり、現在は9月9日に近い週末に行われているとのこと。大鳥神社では、無形文化財指定の里神楽が奉納されていた。
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コロナで自粛されていた屋台なども今年は通常通り。
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大鳥神社に集まる町会は、宮元、下一、宮本、下町、下二南、不動前、大塚山油面、大塚山自然園下、下中、下五、目黒原、小滝とあるそうなのだが、宮本の神酒所で教えてもらったのは、宮本と言う地名はなく、宮本と言うエリアの中に大鳥神社があり、お宮さんのもとと。宮本の神輿蔵が見当たらないが?とお聞きすると、御神輿などを修理してくださる業者さんに修理・保管を依頼しているのだそう。
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その宮本の御神輿がやって来た。片側3車線の山手通りの中央分離帯のフェンスをはずして、豪快にUターンして行った。
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小滝町会の神酒所
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油面町会は、水掛神輿渡御とのことなので、見に行くことに。ルート沿いには、大きなバケツに水が既に準備されていた! 横にある油面子育地蔵尊は、「高地蔵」とも呼ばれ、油面交番近くの小高い角地にあったが、昭和9年の道路拡張により、現在地に移転されたのだそう。土手の上に2メートル以上ある高い地蔵が祀られていたのだとか。
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主に子供達が、各人持ち寄った容器でバケツの水をかける。御神輿にかけるのが本来なのだそうだが、担ぎ手にかけているような・・・😂
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子供達は容赦がない😂

油面地蔵通りを進んで、目黒通りに出てUターン。これまた交通量の多い目黒通りもしばしストップ。

後日、目黒雅叙園に行くと、下一町会の御神輿一色がディスプレイされていた。下一町会内に雅叙園があるお陰で、保管蔵を必要とせずに絶えず多くの人に見てもらっている。
総彫唐破風神輿は、ケヤキで作られており、台輪二尺、重さ500キロ、担ぎ手500名とのこと。
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