九谷焼の芸術祭である「KUTANism」<1><2><3>の続き。
小松市立博物館で企画展「加賀國の九谷焼」へ。
政治的安定で文化的成熟期を迎えた江戸時代後期に、九谷焼の陶工が全国に招かれたことで、各地に九谷焼の影響を受けた焼き物が誕生。正院焼、三田焼、湖東焼、小杉焼、井波焼、梨谷焼、江戸絵付、丸山焼、浅草焼、安東焼、京都、大阪、福岡焼、名古屋、横濱、神戸などがある。九谷焼と三田焼と湖東焼とが展示されている。
似た絵柄の3種類が並列された展示も面白い。
九谷焼 粟生屋源右衛門「竹林七賢人図木瓜形平卓」 寛政9年(1797)~文久3年(1863)
吉田屋窯、松山窯の主工で、蓮代寺窯、小野窯にも携わり、松屋菊三郎や九谷庄三ら名工を育てた。
湖東焼「染付竹林七賢人図筒花生」
三田焼「赤絵金彩唐人物図角皿」
九谷焼
若杉窯「染付唐人物図芙蓉手大皿」
蓮代寺窯「色絵牡丹図大平鉢」
松山窯「菊花図大平鉢」
吉田屋窯「桔梗形瓜図大皿」
吉田屋窯「黄石公張良図平鉢」
湖東焼
「色絵菊花図平鉢」 湖東焼の特徴とも言える彫刻で盛り上がった花弁に色がのっている。
「色絵金彩古九谷写貝尽図蓋物」 外側など古九谷を意識した蓋物。
「色絵茶器」
「亀印人物図盃」 古九谷風の色絵盃だが、見込み底部に亀の刻印があり、拡大鏡ごしに見られるようになっている。
「色絵鳳凰紋鉢」
三田焼 宝暦年間(1751-1764)~昭和19年(1944)兵庫県三田
「呉州赤絵写鳳凰花卉紋大皿」三田焼なのに、銘が「九谷」なのだそう😂
「赤絵楼閣山水図蛤形蓋物」
「色絵鳳凰紋隅切皿」 裏側にはカタツムリが?!
「色絵羅漢図大皿」
「赤絵金彩羅漢雲鶴紋茶碗」見込み底部に亀がいっぱい。
「色絵桐鳳凰図角皿」
3階 「こまつの地質と石文化」展がやっていた。
小松市金平鉱山で発見された自然金
全部で22ヶ所あるスポットのうち、時間の都合もあって11ヶ所だけのスタンプラリーならぬシールラリーとなった。九谷セラミック・ラボラトリーでもらった丸いシールふたつも貼らせてもらった。宿六は最初のうちに3ヶ所さぼっていた為、8ヶ所のシールとなってしまった。そのご褒美として、ぐい飲み2つとクリアファイル2つを頂戴した。
会場:小松市立博物館
会期:10月7日~11月26日’23

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小松市立博物館で企画展「加賀國の九谷焼」へ。
政治的安定で文化的成熟期を迎えた江戸時代後期に、九谷焼の陶工が全国に招かれたことで、各地に九谷焼の影響を受けた焼き物が誕生。正院焼、三田焼、湖東焼、小杉焼、井波焼、梨谷焼、江戸絵付、丸山焼、浅草焼、安東焼、京都、大阪、福岡焼、名古屋、横濱、神戸などがある。九谷焼と三田焼と湖東焼とが展示されている。
似た絵柄の3種類が並列された展示も面白い。
九谷焼 粟生屋源右衛門「竹林七賢人図木瓜形平卓」 寛政9年(1797)~文久3年(1863)
吉田屋窯、松山窯の主工で、蓮代寺窯、小野窯にも携わり、松屋菊三郎や九谷庄三ら名工を育てた。
湖東焼「染付竹林七賢人図筒花生」
三田焼「赤絵金彩唐人物図角皿」
九谷焼
若杉窯「染付唐人物図芙蓉手大皿」
蓮代寺窯「色絵牡丹図大平鉢」
松山窯「菊花図大平鉢」
吉田屋窯「桔梗形瓜図大皿」
吉田屋窯「黄石公張良図平鉢」
湖東焼
「色絵菊花図平鉢」 湖東焼の特徴とも言える彫刻で盛り上がった花弁に色がのっている。
「色絵金彩古九谷写貝尽図蓋物」 外側など古九谷を意識した蓋物。
「色絵茶器」
「亀印人物図盃」 古九谷風の色絵盃だが、見込み底部に亀の刻印があり、拡大鏡ごしに見られるようになっている。
「色絵鳳凰紋鉢」
三田焼 宝暦年間(1751-1764)~昭和19年(1944)兵庫県三田
「呉州赤絵写鳳凰花卉紋大皿」三田焼なのに、銘が「九谷」なのだそう😂
「赤絵楼閣山水図蛤形蓋物」
「色絵鳳凰紋隅切皿」 裏側にはカタツムリが?!
「色絵羅漢図大皿」
「赤絵金彩羅漢雲鶴紋茶碗」見込み底部に亀がいっぱい。
「色絵桐鳳凰図角皿」
3階 「こまつの地質と石文化」展がやっていた。
小松市金平鉱山で発見された自然金
全部で22ヶ所あるスポットのうち、時間の都合もあって11ヶ所だけのスタンプラリーならぬシールラリーとなった。九谷セラミック・ラボラトリーでもらった丸いシールふたつも貼らせてもらった。宿六は最初のうちに3ヶ所さぼっていた為、8ヶ所のシールとなってしまった。そのご褒美として、ぐい飲み2つとクリアファイル2つを頂戴した。
会場:小松市立博物館
会期:10月7日~11月26日’23

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