奥能登国際芸術祭2023の続き。

ラグジュアリー・ロジコ [豪華朗機工]Luxury Logico 「家のささやき」(台湾)新作 

黒い瓦は熱を帯びて積もった雪を溶かしてくれることから。珠洲市は能登瓦の生産で有名だったが、今年発生した地震の被害が非常に多かった。芸術祭は地震により、3週間延期して開催が決定したが、震災を受けて、当初のデザインを切妻屋根に変更。素材は、住民達がゆずってくれた物を使い、復興を願った。作品名の「家のささやき」は、漢字で「家静」と書き、同じ発音で「ますますよくなる」という意味の言葉もあるのだそう。
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瓦を付けた斧のような柄は支点でとまっているだけで、可動する。
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OBI「4K」 新作
OBI(おび)は、鈴木泰人氏(美術)、本間智美(建築)、水野祐介(映像)によるアーティストコレクティブ。4つのスクリーンでは、お祭りをしている時としていない時の町の対比や、日常の様子が流れている。
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田中信行「触生」新作 
漆による大作。奥能登では、縄文時代から漆が受け継がれて来たとのこと。
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トビアス・レーベルガー Tobias Rehberger「Something Else is Possible / なにか他にできる」(ドイツ)2017 
国鉄能登線の終着駅だった蛸島駅だが、廃線となった場所で、線路の奥には1両の車両が置かれている。
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カラフルなオブジェの中には、双眼鏡が置かれており、そこからは執着駅にある「something else is possible」と掲げられた看板を見ることが出来る。
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ちょうど、行った時には、綺麗な虹とのコラボを楽しむことが出来た♬
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大岩オスカール「植木鉢」2020+ 
能登線の旧正院駅の線路脇に、焼酎貯蔵用のタンクを使った巨大な植木鉢が埋められている。
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今まで見た大岩オスカール氏の作品は こちら

ひびのこづえ「コスチューム X 身体 X スズズカ」新作
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今まで見たひびのこづえ氏の作品は:
会場 : 珠洲市内
会期 : 9月23日〜11月12日(会期終了)

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