シェフのおじ様が、海外公館のシェフをされていた時、外国の要人達は当たり前のように、それぞれの食べ物の制限や好みなどを料理人に伝えて来るが、日本ではそのようなキメの細かい対応をするレストランがない。低糖質、低脂質、減塩、グルテンフリー、デイリーフリー、ビーガン、ペスカタリアン(牛や豚・鶏といった哺乳類と鳥類の肉、及び肉由来の製品を避け、魚介類は口にする食スタイル)、アレルギー、ハラール、アスリート、妊婦さんなどにも対応されるケアリングフードを用意して下さる。

まずは乾杯のスパークリングワイン。ピノノワールなので、若干色が付いておりとても美味しい。
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お薦めの白を。ナパの生産者さんのシャルドネだが、あえて名前は出しておられず「L」マークのみ。
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ブイヨン・ド・レギューム 
お店では全く白糖を使っておられないらしいのだが、このブイヨンは玉葱の甘さが凝縮されていて美味しい。
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赤海老と菊芋のテリーヌ、上には、マグロを湯葉で巻いてキャビアなどが載った上から正田醤油のゼリーが載せられている。周りには、ゆり根、大根などが付く。
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自家製グルテンフリーパン。最初はコンニャクと米粉のパン、次に持って来て下さったのは、大豆と米粉のパン。バターは、豆乳バターと、それに米麹と黒胡椒が混ぜられたものの2種類。
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マッシュされたセロリアークの上に、子持ち鮎のコンフィ、ズワイガニなどが載る。山椒も。
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北茨城の鮟鱇と白子には、手長海老のソースがかかる。鮟鱇の弾力も良い感じ。このソースが秀逸。
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低温調理された仔羊には、群馬県邑楽(おうら)町の無農薬京人参とほうれん草のロンデルとナスタチウムが付く。
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新潟県燕三条の自社工場の28品目アレルゲンフリー麺には、帆立と雲南省のサナギタケ(赤いもの)などの茸類が入る。麺がシコシコ。
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シューショコラとムース・アイス
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お茶5種類とコーヒーから選べるので、葡萄の葉である「ボルドー」を。
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港区元麻布2-1-17 
03-5422-7454 
epicure-low.com 

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