「ハリー・ポッター」シリーズ初の舞台作品「ハリー・ポッターと呪いの子」を観に行った。
原作者J・K・ローリング氏自らが、演出家ジョン・ティファニー氏、脚本家ジャック・ソーン氏とともに創作したオリジナルストーリーは、小説の最終第7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後、魔法省勤務のハリー・ポッターが37歳となり、3人の子供の父親になって、ホグワーツ魔法学校に入学する次男アルバスと共に新たな冒険が始まると言うストーリー。
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地下鉄千代田線の赤坂駅から直結して向かう劇場への階段は、既にハリー・ポッターの演出が。
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この日の出演者は、本棚で発表。良く良くみると、背表紙に配役が。
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1年目のハリー・ポッター役は藤原竜也氏、石丸幹二氏、向井理氏が、2年目のハリー・ポッター役は藤原竜也氏、新たに藤木直人氏、大貫勇輔氏が加わったトリプルキャスト。石丸幹二氏は1周年目の今年7月までで来年1月からまた復帰、藤原竜也氏は来年5月に2度目の復帰、藤木直人氏は2023年いっぱいまでとのこと。私が観に行ったこの日は、藤木直人氏だった。藤木直人氏の舞台は「奏劇 vol 2 『Trio ~君の音が聴こえる』 」以来。その時の様子は こちら
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アルバス・セブルス・ポッター(ハリー・ポッターの次男)役の福山康平氏。正直なところ、ハリー・ポッターよりも良かった・・・かも。
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スコーピウス・マルフォイ役の西野遼氏。何度も水に浸かっての熱演。
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ハーマイオニー・グレンジャー役の中別府葵氏。映画では小柄な女優さんだったので、イメージが違ったが、途中からはそんなイメージは関係なく良かった。
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ドラコ・マルフォイ役の内田朝陽氏。
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ジニー・ポッター役の大和田美帆氏。大和田美帆氏の舞台は、石丸幹二氏と山田孝之氏両主演の舞台「ペテン師と詐欺師」を見て以来。その様子は こちら
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(以下、一部ネタバレ含む)
始まる前から、プラットフォームの演出となっている。
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一列目の中央には席は設置されておらず、床がせり上がって俳優さんがそのせり上がった床から客席通路を動くため、足元には荷物は置くな、足は出すな、と休憩時間に告げられた。
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申し訳ないが、原作は未読で、映画も一作目で脱落していた為、ほとんど固有名詞も覚えていない予備知識皆無の不勉強さだったが、わからない人にも充分に面白さは伝わって来る。
水の中からの登場や、2階席近くの宙乗りや舞台での宙乗り、席まで熱が感じられるほどの勢いのある火も使われたり、二人羽織のような入れ替わり、2つの階段をたくみに動かしての表現など、映画では容易に表現している「魔法」を一切 CGなどを使わずに舞台演出で表現しているのが非常に良かった。

ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコ、メルボルン、ハンブルク、トロントに続き、東京公演はアジア初、世界7番目の上演。日本では1部・2部を併せ、休憩20分を含む合計3時間40分(実際には3時間50分ほどかかった)ととても長かった。
以下のリストは wikipedia から。アップデートがあまりされていないが。。。
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